【自動車DIY】クルマのヘッドライトをピカピカに。ヘッドライトの磨き方とコーティングの仕方|高耐久のガラスコーティング剤のレビュー。

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あなたのクルマのヘッドライト、黄ばんでいませんか?

クルマのヘッドライトがくすんでいると古臭く見えてしまうほか、光量不足で車検に通らない可能性だってあります。

下の画像を見てください。どちらがキレイに見えますか?

左側のクルマのようにヘッドライトが黄色くくすんでいると、いくら洗車をしようが、年式が新しかろうが古ぼけて見えてしまいます。

逆に右側のようにヘッドライトに透明感があるとバリっとして見えますよね?

※画像はイメージです。

そんなわけで今回はクルマのヘッドライトをキレイにしてみたいとおもいます。

ステップ1 ヘッドライトの黄ばみ・くすみをとる

用意するもの

  1. サンドペーパー
  2. コンパウンド
  3. マスキングテープ
  4. 磨き用タオル
  5. 拭き上げ用タオル

アドバイス

サンドペーパーは黄ばみ・くすみの進行度合いによります。レンズのダメージが大きいような場合には#1500→2000→3000の順にペーパー掛け、ダメージが少ない(もしくは失敗が恐い)場合は#3000のみのペーパー掛けでOKです。※自分のレンズのダメージの程度がわからない方は#2000→3000の2種類を使用すれば多分大丈夫です。レンズの素材は熱に弱い樹脂ですので、熱が発生しにくい水研ぎ用の「耐水ペーパー」が良いでしょう。

コンパウンドは細目→中細目→極細目→鏡面仕上げの順に使用して磨いていけばツルッツルになります。なるべくコストを掛けたくないという人は細目・中細目・極細目の3種類がセットで1000円弱で販売されていますのでそちらのみを使用してもかなりキレイに仕上がります。ちなみにこれ以上ケチると仕上げりが微妙に曇ったようなレンズに仕上がりますのでご注意を。

ちなみに仕上がりそこそこでいいので手間を掛けたくないという方は、ヘッドライト専用のクリーナーが販売されていますのでそちらを使用するといいでしょう。自分も使用したことがあるのですが予想以上にクリアなレンズに仕上がり驚いた記憶があります。クリーナーを使用する場合はサンドペーパーもコンパウンドも用意しなくてもOKな製品がほとんどですので楽チンだと思います。※仕上がりはサンドペーパー+コンパウンドには劣りますし、レンズのダメージ次第では曇りが取れない可能性もあります。

磨き用のタオルと拭き上げ用のタオルはマイクロファイバー素材のものがおすすめです。毛羽立ちしにくく、繊維がきめ細かくやわらかいものが良いでしょう。「水無しで汚れが落ちる」とパッケージに記載されているものは研磨力が強いので仕上げ磨きの際に使用するとレンズに微細な傷が入る可能性があるので避けたほうが無難です。出来れば、磨き用のタオルは用意したコンパウンドの種類と同じ数かそれ以上用意してください。仕上がりに差が出ます。拭き上げ用のタオルも最低2枚以上用意してください。100円ショップのもので十分綺麗になります。

※手磨きの場合はコンパウンド+タオルでレンズを磨いていくのですが、電動ポリッシャーがある人はそちらを使用すると作業が楽になります。ただ、細かいところの取り回しがききませんのでマスキングは入念に行ってください。

磨き方

作業手順

事前に汚れや砂ぼこりを落とすために洗車しておきましょう。そこまで汚れていなければ、ヘッドライト周辺を水拭きするだけで構いません(あとで磨くので多少の小傷を気にする必要はありません)。

  1. ヘッドライトの外周部をマスキングする
  2. 一番キメの粗いサンドペーパーでレンズ表面を削る
  3. 茶色い研ぎ汁が出なくなったら、硬く絞ったタオルで水拭きをする
  4. サンドペーパーをキメの細かいものに変え(番手を上げ)て手順1の作業を行う
  5. 全体が磨けたら、先ほど使用した以外の面を使い水拭きする
  6. 用意したサンドペーパーの種類分、手順3および4を繰り返す
  7. 一番粗いコンパウンドでレンズ表面を磨く
  8. 全体が磨けたら、先ほど使用した以外の面を使い水拭きする
  9. 用意したコンパウンドの種類分、手順7および8を繰り返す
  10. 完成

アドバイス

マスキングはヘッドライトレンズに施工するのではなく、ボディ側にマスキングテープを貼ります。レンズ側に貼ると、テープを貼った部分が磨けません。マスキング時のちょっとした小技についても紹介します。以下の写真のようにテープの端っこを折り返しておくと、剥がすときにラクに剥がすことができますので試してみてください。

サンドペーパーおよびコンパウンドでの磨きは一定方向に行ってください。まずヨコ方向で作業をして、ある程度磨けたと思ったら今度はタテ方向に磨きます。この時できるだけヨコ・タテ方向のみに磨きを行うようにし、円を描くような磨き方はしないでください。放射状の磨き傷が入ると仕上がりが汚くなりがちです。

タオルでの拭き上げは常に綺麗な面で行うようにしましょう。そうしないとせっかく磨いたレンズ面に磨き傷が入ります。コンパウンド掛けをする際に使う磨き用のタオルも、コンパウンドの種類ごとに面を折り返すか交換するようにしてください。

もしも作業完了時にレンズ面が曇っている時は磨き不足が考えられるので、作業のやり直しが必要になります。特にコンパウンド掛けはしっかり行ってください。

ステップ2 劣化防止のコーティングをする

ステップ1で行ったヘッドライトの磨き作業ですが、いくらキレイにしたとしてもそのままにしておくと、すぐにまた黄ばんできてしまいます。炎天下の青空駐車の車両なんかだと1ヵ月持たないでしょう。紫外線を受けてレンズ表面が劣化してしまうからです。

そのため、紫外線に強い被膜をレンズ表面に形成してあげる必要があります。ここからはヘッドライト用のコーティング剤の施工方法を紹介します。

今回購入したコーティング剤

この手のコーティング剤は各メーカーから数多く販売されています。モノにより、耐久性、施工のしやすさ、価格、などに開きがあります。

私の場合は、耐久性>価格>施工のしやすさの順に優先順位をつけてコーティング剤を探しました。

結果以下の商品の購入を決めました。

商品

  • 『UNIVERSAL BC HEADLIGHT COATING』
  • 内容量20ml
  • 価格2000円(+送料700円)
  • 購入先:Amazon
  • 評価:★4.4/5(Amazonレビューより、全92件)

特徴(Amazon商品説明ページより)

  • 硬化型コーティング剤なので長期に渡りヘッドライトをがっちり守ります。
  • 新開発UV吸収剤配合でヘッドライトレンズの黄ばみを抑えます。また虫汚れ等もサッと洗い流すことができます。
  • 施工方法も簡単。施工マニュアルを同梱いたします。
  • 容量は20ml。約5台分です。重ね塗りして頂くことで膜厚がアップします。
  • 使用環境・保管環境により3年から5年間効果が持続します。

解説

コーテイング剤の持続期間はメーカーのうたい文句ではおおよそ3ヵ月~5年位の間になります。

3か月~1年くらいしか持たないものはポリマーコーティングといって樹脂のコーテイング剤です。ポリマーは仕上がりは結構キレイなのですが、皮膜が弱く比較的短期間で効果が失われてしまいます。ただ、価格は安く1500円以下で買えるものがほとんどでしょう。

1年以上持続すると謳われているものの多くはガラス系のコーティング剤で、こちらは皮膜が強く効果が長持ちする分値が張ります。価格帯としては5000円前後のものが多かったように記憶しています。

私が購入したものはガラス系コーティング剤にもかかわらず、価格が2000円とお手頃な商品でした。メーカーがいう持続期間も3年~5年と非常に長いものでした。

5000円位する商品と違うのが付属品が一切入っておらずコーティング剤のみということ。前者は黄ばみ除去クリーナーや磨き用クロス、コーティング剤塗布用スポンジがセットになっている商品が多い中、こちらは低価格な分それらの付属品は一切省略されています。

用意するもの

  1. コーティング剤
  2. シリコンオフ
  3. 化粧用パフ
  4. マスキングテープ
  5. 拭き上げ用タオル

アドバイス

シリコンオフは脱脂・洗浄剤のことでコーティング剤の定着性を高めるために使用。脱脂は基本です。これをしないとどんなにコーティングしたとしてもすぐに効果がなくなってしまいます。レンズ表面にダメージを与えないよう、樹脂にも使用できるタイプのシリコンオフをおすすめします。

化粧用パフはコーテイング剤をヘッドライトレンズに塗布するときに使います。台所用スポンジでもいいのでしょうが、Amazonの商品レビューで化粧用パフが施工性良好だったとの書き込みがあったので自分はこれにしてみました。100円ショップのもので十分です。※メラミンスポンジは絶対に使わないでください。研磨力が強いのでせっかくきれいに磨いたレンズに傷がつく可能性があります。

拭き上げ用タオルはマイクロファイバーが良いと思います。磨き用のものと同じく、毛羽立ちしにくく繊維がきめ細かくやわらかいものが良いでしょう。

コーティングの仕方

作業手順

※コーティングを施工する前に、レンズの磨き工程を終わらせておいてください。

  1. ヘッドライトの外周部をマスキングする
  2. ヘッドライトを脱脂洗浄する
  3. 水分を拭き取る
  4. スポンジ等(今回は化粧用パフ)でレンズに塗り広げる
  5. マイクロタオルでふきあげる
  6. 拭き残しが無いかを確認し完成

アドバイス

まず、脱脂は入念に行いましょう。私の場合はタオルではなくペーパーウエスで片側2回ずつ行いました。脱脂を行った後はレンズに触ってはいけませんので、毛羽立たない布等で拭くことが重要です。

雨の日や炎天下で施工すると失敗する確率が上がるので、日差しの厳しくない晴れ(もしくは曇り)の日などに作業しましょう。気温が10℃以下の場合も同様に避けたほうが良いでしょう。

コーティング剤は5滴くらいを目安にパフにしみこませ、足りないようであれば追加してください。少量を塗り伸ばすようにするとムラ無く仕上がると思います。コーティング剤の塗り方としては①まずレンズの外周部を一筆書きのようになぞる、②なぞったレンズの輪郭内をくまなく一定方向(タテかヨコのどちらか)に塗りつぶす、というやり方が良いと思います。このやり方ですと塗り残しが出にくく、ムラが出にくいと思います。ダメなやり方としては、無計画に塗っていく、タテ・ヨコ・ナナメ・円状に…など色んな方向から塗りたくる、というものです。前者は塗り残しができる可能性が高いですし、後者に関してはムラが出ると思います。上手く施工できていればタオルで拭き上げなくともある程度ツヤツヤになります。

タオルでの拭き上げはコーティング剤塗布後すぐに行うのではなく、少し間を開けてから(液体が軽く乾燥するくらい。感覚的には1分後くらいに)拭くようにします。レンズがまだ濡れている状態で拭き上げすると白ボケ(するような気が)するからです。完全に硬化していませんので、拭き上げは軽い力で行ってください。

メーカーでは2回以上の重ね塗りを勧めていますが、1回目で満足いく仕上がりになったのであればそれ以上塗り重ねないほうが無難です。回数を重ねるほど失敗する可能性が高くなるからです。それでも重ね塗りをする場合は1回目の施工から2時間以上あけての施工としてください。

コーティング層が完全に硬化するまで1週間以上掛かるようなので、この間は洗車や高速走行は避けてください。コーティングが傷つく可能性があります。

※これらのうち一部については取扱説明書に禁忌事項として記載ものではありません。私自身の意見・感想を含みます。

最後に

ヘッドライトは車の見た目の印象を決める重要なパーツです。

いくらカッコいいカタチをしたヘッドライトでも黄ばんでいたら、魅力半減です。

現代の自動車のヘッドライトは安全性やデザインの複雑化などの理由からほぼすべて樹脂製のものが採用されています。昔のクルマのようにガラス製のヘッドライトですと黄ばみ問題は生じにくいのですが、樹脂製のヘッドライトは紫外線に弱いためどうしてもレンズ表面が劣化してしまいます。新車出荷時に耐紫外線の表面処理は行っているとのことですが、恒久的に持続するような性能のものはいまだ開発されていないようで、新車・中古車問わずヘッドライトの黄ばみ問題は当分ついて回ることになりそうです。

ヘッドライト用のガラスコーティング剤も色んな商品が販売されていますが、メーカーの宣伝文句の「〇〇年持続」はほぼあてにならないと思っていいでしょう。「メーカーの試験環境よりも環境状態が過酷だから」、「施工方法が悪いから」と言われればそれまでですが以前購入したコーティング剤は「1年持続」と謳っているにもかかわらず3か月持ちませんでした。メーカーの売り文句はあまりあてにならないと思ったほうが賢明です。

今回購入した商品も3~5年持続との宣伝ですが、そこまで持つとは全く思っておらずせいぜいその1/3くらいの期間持続すれば万々歳です。それでも1年ですしね。ちなみに、プリウスに施工してから現在で1ヵ月ほど経過しましたがまだ黄ばみの兆候は出ていません。少しでも長く持ってくれ!

※この記事を作成するにあたり、参考画像を撮影しようと購入したコーティング剤のフタを開けたところ下記のような状態になっておりました。コーティング剤が硬化した物でしょう。とりあえず硬化はしてくれる商品のようです

番外編:ウレタンクリア塗装ってどうなの?

コーティング剤以外のレンズ劣化防止の対策として、クリア塗装をするというやり方もあります

ウレタン系の塗料を使用するととても長持ちするようです。ウレタン塗料の塗膜はとても強靭で傷がつきにくく耐紫外線性能も高いので黄ばみ・くすみ防止に最適なもよう。

ただ、このウレタンクリア塗装は素人には難易度が高く、失敗するとリカバリーが非常に大変です。塗料が樹脂製レンズに攻撃性があるようでレンズを傷めてしまったり、そもそも慣れない人がキレイに塗装するのがまず困難です。

私も以前挑戦してみたのですが下記の画像のように白ボケしてしまった過去があります。結果的に表面の凸凹を綺麗に研磨したら透明感は戻りましたが、塗膜が硬すぎて超絶苦労しました。あの時の苦労を繰り返したくないので、それ以降私はウレタンクリア塗装はしていません。

塗装の場合環境条件がシビアですので、設備が整っていない人が行うのはおすすめできません。ただし、その時施工した車両は2年経っても未だ黄ばむ様子がありません。ウレタン塗料ってすげーな。

※画像はイメージです。

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