こないだ、岩手県は久慈市に行ってきました。
久慈といえば、あまちゃん。
そうなんです。久慈は海産物の宝庫なのです。
そんな久慈市の、とある食堂。
その食堂で食べられる”ラーメン”に、私は太平洋の海原を感じました。
喜多八食堂の『磯ラーメン』
磯ラーメン 980円
第一印象は「あ、海っぽいな」でした。
目に飛び込んでくるのが、具材の豪華なこと。
ウニやらエビやらカニやら…高級食材がラーメンの上に乗っかってます。
ラーメンにウニ。
“ハンバーガーに松茸”みたいな妙な違和感を感じざるを得ません。
その他の具材も海原産のものばかり。
ホタテ…
タコ…
ワカメ…
メカブ…しりとりみたいになっちゃった(*ノェノ)キャー
マツモ…マツモってなんだ?
…カニカマ…カニカマ⁉
…ネギ…ネネネネギ⁉…まぁ普通か。
具材のオーシャンズ10。
惜しい、もう一声欲しかった。しかもネギ、オーシャンじゃねえし。
スープは淡く透き通るような色味で、もはや塩味以外考えられません。
実食!
まずは、スープを一口。
うめぇー。
というか、沁みる〜。
『磯ラーメン』というだけあって、海水のテイストは確かに出ています。
が、本物の海水のような嫌な臭みは無く、優しーい香りだけが残っています。
メカブがもたらすヌメヌメ効果で、スープにはトロミがあります。
味も尖らず、丸みのある塩味です。
いつまでもすすっていたくなるような、ガンジー並に優しく、丸いスープでした。
ちなみにガンジーは世間のイメージと違って、激昂する性格の持ち主だったそうです。ドナイヤ
お次は麺をば。
ズルズル…ルズルズ
細麺ですね。このスープにピッタリだと思いました。
細麺ってうまいですよねー。
具材もつまんでみましょう。
ウニは熱が通っているのでホロホロしています。いいエキスを出してくれていることでしょう。
エビ君、カニさんは殻に包まれた状態になっているので、食べるときは手でムキムキしなければなりません。あっちゃー🔥
メカブは、あの日の幻影のようにお箸をすり抜けていきます。つかめません。
意外な食感だったのがマツモ。海藻だからぷるぷる系かと思っていましたが、”ジャクジャク”という極細繊維だけど芯があるような歯ざわりでした。癖になります。
スープの味からして、アサリかシジミあたりが入っているかと思ったのでしたが、具材にはありませんでした。
珍しい見た目・味のラーメンでした。美味しかったです。
イクラ丼
イクラ丼 1500円
自分以外の家族はこちらを食べました。
イクラ丼の他に
・メカブのお吸い物
・茎わかめの煮物
・たくあん
が付きます。
お吸い物はラーメンのスープの味に酷似していました。
多分一緒でしょう。このお吸い物が付くのはデカイです。
イクラ丼を少し分けて貰ったのですが、ウマ~でした。
イクラってなんであんなに美味いのか。
時期的なものなのか、イクラが冷凍物だったのが少し残念でしたが、それでも美味いものは美味い!
お店の情報
『喜多八食堂』
Tel 0194-52-0855
営業時間 11:00〜17:00
定休日 月曜日
↑メニュー表
↑壁に貼ってあった、写真付きのメニュー
↑写真付きメニューその②
ちなみに海産物以外に、定食なんかもあったりします。
地元の人には定食の方が人気みたいです。
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