トヨタ・プレミオ/アリオンはイケメン

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このクルマ結構カッコイイなと思うのですが、皆さんはどう思われますか?

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実はこのクルマ、シニア御用達なんです。

今回はトヨタ自動車で製造・販売されているFFミドルクラスセダンである、『プレミオ/アリオン』について語ります。

どんなクルマ?

プレミオ(PREMIO)/アリオン(ALLION) は、トヨタ自動車が製造・販売する4ドアセダンです。
トヨタの伝統的なセダンである『コロナ/カリーナ』の後継車として2001年に登場しました。


5ナンバーサイズのクルマなのですが、2,700mmのロングホイールベースにより、クラストップレベルの室内の広さを誇ります。

またセダンでありながらダブルフォールディングやリクライニングといった機構を備えた、使い勝手の良いリヤシートやトランクルームも特徴です。

前身にあたるコロナ/カリーナの時代から数えると、50年以上の歴史を持つ超ロングセラー な車種でもあります。

クラス的にはカローラよりもワンランク上、というのがプレミオ/アリオンの位置付け。

ちなみに他メーカーの似たようなクルマ(現行車種)には、

  • ホンダ・グレイス
  • 日産・シルフィ
  • マツダ・アクセラ(セダン)
  • スバル・インプレッサG4

などがありますが、プレミオとこれらでは絶妙に立ち位置が異なります。

大人4人が快適に乗れる実用性を持ちながら5ナンバー枠に収まる取り回しの良いセダン。かつ高級感を感じるデザインとコンフォートな乗り心地も持ち合わせる。

これらを全て満たすのがプレミオ/アリオンというクルマです。

プレミオとアリオンの違いは?

プレミオとアリオンは基本的には同じクルマ——そう、いわゆる兄弟車です。

※兄弟車とは、基本的な構造は同じだが、外観を一部変更して販売する車種のこと。姉妹車ともいう。 異なる販売チャンネルで販売することで、シェアを拡大するという狙いがある。

同じトヨタ系列ですが、プレミオは主にトヨペット店で、アリオンは主にトヨタ店で取り扱われています。

両車を比較した場合、プレミオはエレガンスな印象であるのに対し、アリオンは力強さを感じさせられるデザインというように、ほんの少しですがテイストが異なります。

あくまでデザインの方向性を少し変えているだけなので、動力性能や快適性に違いはありません。同じトヨタのモデルで言うと、ノアとヴォクシーの関係性によく似ています。

販売チャンネルの顧客層に合わせてネーミングとガワだけ変える、という手法はトヨタではよく採られる手法です。

どんな人が乗っている?

一言で表すならば、「おじいさんのクルマ」。

ここで注意して頂きたいのはおじさんではなく、「おじいさん」ということ。

プレミオユーザーの平均年齢は70歳代のようです。(ちなみにアリオンはもう少し年齢層が若いとのこと。)

この場合のおじいさんとは、青筋立てながら先行車をガンガン煽るようなクソジジイではなく、和を尊ぶ上品で落ち着いたおじいさんのイメージです。

そのような方々がお乗りになられるクルマには大排気量のエンジンやターボチャージャーなどというものは必要ありません。必要にして充分なパワーがあれば、それで良いのです。

よって、パワートレインのスペックについては割と平凡です。メインターゲットの方々が重視するのはスポーティーさではなく、あくまで乗りやすさなのです。

また実用的なセダンというパッケージング的にピッタリだったのかは分かりませんが、覆面パトカー(捜査車両?)のベース車両として用いられる事の多い車でもあります。

「覆面パトカー」の画像検索結果

セダン自体がマイナーなジャンルとなって久しいですが、そのセダンの中でもかなりマイナーな部類のクルマであることは間違いありません。

プレミオ/アリオンはミニ・クラウン⁉

プレミオ/アリオンにはトヨタを代表する高級セダン、『クラウン』のデザインエッセンスが落とし込まれています。

言うなればプレミオ/アリオンは、お手頃価格で買える小さなクラウンなのです。

それでは歴代モデルのデザインを簡単に遡ってみましょう。

まずは初代から。「ゼロクラウン」と呼ばれる、同時期に販売されていたクラウンと比べてみます。

初代プレミオ(240型)2001~2007年販売モデル
※写真は2004年12月以降に販売された後期モデル
12代目クラウン(180型)2003~2008年販売モデル

続いて2代目。こちらはゼロクラウンの次のモデルである、200型クラウンとの比較です。

現行モデルである2代目プレミオ(260型)2007年~
※写真は2007年7月~2010年4月に販売された前期型
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13代目クラウン(200型)2008~2012年に販売されたモデル
※写真は2008年2月~2010年2月に販売された前期型

こうみると確かにクラウン風です。

もちろん、車体のサイズやプロポーション、各部の質感などを見比べたら全然違うクルマなのですが、車全体から受ける印象がよく似ていると思います。

例えるならば大仁田厚さんと佐村河内守さんみたいな感じでしょうか。

価格差が大きいこともあり、各部の質感はプレミオ/アリオンの方がどうしても低くはなってしまうのですが、少しでも立派に見えるように腐心しているデザイナーの顔が浮かびます。クラウンへの寄せ方が直球過ぎて少し笑ってしまいますが。

ちなみに、意外な事実も判明しました。

両車の各モデルごとの販売期間を確認してみます。

  • 12代目クラウン:2003~2008年 まで
  • 初代プレミオ/アリオン: 2001~2007年 まで
  • 13代目クラウン: 2008~2012年 まで
  • 2代目プレミオ/アリオン: 2007年~現在まで

なんと、プレミオ/アリオンのほうがクラウンよりも先に販売されています!

だとすると、クラウンがプレミオ/アリオンに似せたという可能性もなくは無いかもしれません。よくわかりませんが…。

史上最高の完成度となった最新版モデル。

先述したとおり、「5ナンバーサイズのFFセダン」というジャンルはとてもマイナーで、現在の主流からは遠い位置にあります。

絶滅寸前、といっても過言ではありません。

しかし!

そんな国産FFセダン不遇のこの時代に、とてもカッコいいクルマが現れました。2016年6月にマイナーチェンジを果たしたプレミオ/アリオンです。

シャシーなどの基幹部分は2007年から販売されている2代目モデルから変わっていませんが、この2016年のマイナーチェンジでは見た目をガラッと変更しています。

精悍さに欠けていた外装にテコ入れをし、突如としてスタイリッシュに生まれ変わりました。

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マイナーチェンジを果たした現行プレミオ

デザイン面でのハイライトはなんと言ってもこのフロントフェイス。もちろんクラウン的な…もっと言えば「ザ・ニッポンの高級セダン」的な威厳のある面構えなのですが、やり過ぎの一歩手前までに加飾を抑えたデザインは不思議とクリーンな印象も感じたりします。

14代目クラウン(210型)2012年〜2018年に販売されたモデル
※写真は2012年12月発売の前期型
現行モデルである15代目クラウン(220型)
2018年〜販売

確かに大型なグリルやクロームメッキを多用したデザインなんかは、例に漏れずクラウン的なデザインが散りばめられています。

かといって、『小さなクラウンを作ろう (あくまで想像) 』というこれまでのような露骨さは無くなり、純粋に上手くまとまっている印象を受けます。私はクラウンデザインからの脱却と捉えています。

グリルからヘッドライトにかけての造形はマツダのフラッグシップセダン『アテンザ』に通じるものがあります。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は image-6.jpeg です
現行モデルのマツダ『『アテンザ』

鷹の目のようなシャープなヘッドライトは、きっと多くの人が「カッコイイ!」と思うのではないでしょうか。

このフロントフェイスは最新の流行も上手く抑えていますね。

リアビューにはフロントほどの大きな変更はなされていないのですが、テールレンズの色味やLEDの配置・配光が変更されています。

レンズ色に深みのあるワインレッド系のものが採用されています。

下の画像はプレミオのものですが、テールランプを点灯させた時にコの字に発光する仕様に改良されています。

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現行プレミオのリアビュー

プレミオのテールライトは丸眼2灯タイプとなっており、同じ様なレンズカバーでも光り方が異なります。

イメージ的にはV36スカイラインのテールライトのようなスポーティテイストです。

現行アリオンのリアビュー

インテリアに関しても「良いクルマ感」が漂います。

内装の仕立てが良い、というのでしょうか。使用している素材と造形のセンスがすごく良いです。

樹脂製木目パネルは今までの「いかにも」な感じのものから、木目に奥行きが感じられる華やかなパターンのものを採用しています。

シート表皮もモケット調から絹織物”風”のさらさらとした滑らかな素材+合皮に変更されています。特にベージュのシートの見た目は本当に高級感があります。

※本皮シートのオプションもあります。

現行アリオンのインテリア

古さを感じさせないようにとの配慮なのか、ステアリングの意匠も今時のものへと変更されています。

上の画像に載っていない部分ですが、ドアインナーハンドルの造形が独特かつ美しいのもこのクルマの魅力の一つです。流れるようなフォルムに捻りを加えた、とてもユニークなカタチをしています。気になる方はトヨタのウェブサイトでぜひ確認してみてください。

車両価格からして、使っている素材についてはそれほどコストが掛けられないのでしょうが、内装の質感的には他社の同価格帯のセダンと比較して頭一つ抜きん出ている印象です。

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現行アリオン

また、基本設計は古いですが、予防安全技術もグレードによっては搭載しています。A18“G-plusパッケージ”/A15“G-plusパッケージ”では、衝突回避支援パッケージ『トヨタセーフティセンス』が装備されています。

ただし、機能的には他の最新モデルには引けを取るかなというところですが…。

まとめ

最近の車のスタイリングはどれも個性的です。

ただ、奇抜過ぎるデザインのクルマに対して少し食傷気味な方もいるハズ。

その点、このクルマは「これぞセダン!」というイメージが具現化されたような安心感があります。それでいて古臭さは皆無です。

所有欲を満たす…とまでは言えるかどうかはわかりませんが、質感も高いので乗っていて恥ずかしいなんて思うことも無いと思います。

しかも、フルモデルチェンジをせず長期間販売されたモデルということもあり、たびたび改良やマイナーチェンジを経ているため、初期型に比べて車自体の完成度及び信頼度は上がっているものと思われます。

トヨタという看板だけでも信頼感は充分なのですが、パワートレインなどは良い意味で「使い古された技術」のみで造られているため、恐らく泣き所も無いでしょう。

車格も高くはないので、タイヤなどの消耗品の支出も比較的抑えられるでしょう。非ハイブリッドモデルながら実燃費も相当良いらしいです。

そして、なんと言っても安い!

新車で190~271万円という価格は、このスタイリングだけでみてもお買い得かな〜なんて思います。

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意外に海外需要が高いモデルのようで、(上手いことすれば)1500㏄のグレードの下取り価格が異様に良いとの噂も…。

モデル末期ですので、新車で購入される方は忙がれたほうがよろしいかと。

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