【悩めるあなたへ】今日、一日の区切りで生きよ。〜解説編〜

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明日のことは考えるな

辛い状況に身を置いている時ほど、未来について考えてはいけません。

良い事が起きるかもしれない「未来」が、冷たく望み無いものに見えてしまうからです。

だから明日のことを考えるのは少し止めにしましょう。その代わりに、今日という日に没頭してみて下さい。

一日だけと思えば、どんなに大変な仕事だって意外にこなせたりするものです。

一日だけなら、人に親切にしたり、周りに気を配ったりすることも案外容易いものかもしれません。

人は一日だけなら、例えそれがどんなに苦しいことだろうと、困難だろうと、全力で戦うことが出来るだけの力を持っているのです。

明日の準備をする必要はない?

ここで、「明日のことを考えるな」という言葉の中の「考えるな」の意味について少し考えてみることにします。

ここで言う「考えるな」とは「思い悩むな」ということであり、「計画するな」という意味には当たりません。

『明日のことは”配慮”すべきである。細心の注意を払って計画し準備すべきである。だが”心配”するには及ばない。』

今日行わなければならない準備というのは、明日への余力を残すことでも、出し惜しみをすることでもありません。

明日のことは考えず、自分の持てる能力の全てを使い、惜しみなく情熱を注ぎ込み、今日の仕事をその日のうちに仕上げること―。

これこそが唯一にして最良の、明日への準備であるとカーネギーは語っています。

最悪には中々お目にかかれない

「悩み」というもののほとんどは、未来に対して憂うという行為です。

先のことは誰にも分からないからです。よって人は悩むのです。

ですが、心配しすぎることはありません。最悪の状況、というのは大抵の場合起きないからです。

「〜してしまったら、どうしよう」というネガティブな仮定は、あくまで仮定にしか過ぎません。

あんなに悩んでいた事柄なのに、過ぎ去ってしまえば「なんと、あっけない!」と思えたり。皆さんも思い当たる節があるのではないでしょうか?

このことについて、この本では哲学者モンテーニュの言葉を借りてこのように述べています。

『「私の生涯は、恐ろしい災難に満ち満ちたものに思われたが、その大部分は、実際には起こらなかった。」』

今日を浪費しないことで、道は開ける

未来について悩んでいる時間だけ、現在は過ぎ去っていきます。

明日のことを考えてばかりいると、今日と言う日に真剣に向き合うことが難しくなります。

明日の不安を打破するための準備期間でもある「今日」があっという間に終わってしまいます。

このサイクルを繰り返しているだけでは、いつまでも悪循環から抜け出すことはできません。

『「人生の進み具合というものは、何と奇妙なものだろう!小さな子どもは『もっと大きくなったら』と口にする。・・・大きくなった子供は『大人になったら』・・・大人になると『結婚したら』・・・『退職したら』とくる。・・・どういうわけか、全てを取り逃がしてしまった。もはや過ぎ去ってしまったのだ。そして遅ればせながら、我々は学ぶ。人生とは、生きることの中、つまり毎日毎時間の連続の中にあるということを」』

まずは「今日」「現在」というものがどれほど大事であるかを認識する必要があるのです。

今日という日は確かに存在していますが、あっという間に過ぎていき、もう二度と巡っては来ません。

今日という日が過ぎようとする頃、「明日」という名の今日がもうそこまでやって来ています。

後ろを振り返ってみると、さっきまであった今日はすでに「昨日」という名の過去となっています。

もはや、過去は動かしようがありません。

「今日一日の区切りで生きる」とはそういうことです。

今日という日の大切さを知った時、道は開けるのかもしれません。

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