【高コスパ中古車】K12マーチをデザインした人は天才。

おすすめの車

マーチ(MARCH)は、日産自動車が製造・販売するベーシックコンパクトカーです。

今回はその3代目モデルにあたる、K12マーチの魅力を余すことなく紹介!

マーチってどんな車?

日産・マーチは、運転しやすいコンパクトなボディと優れたユーティリティ&コストパフォーマンスが魅力のクルマ。老若男女問わず、世界中の幅広いユーザー層をカバーしています。

欧州などいくつかの地域では『マイクラ』という名前で販売されています。国際的には最も小さい乗用車のクラスカテゴリーである[Aセグメント]に分類されます。

軽を販売する前までは日産で最も小型な車種で、初心者やモータースポーツを始めたい人達が気軽に楽しめるための“エントリーカー”的な側面も持ちます。

日本車としては珍しく、フルモデルチェンジのサイクルが8~10年とかなり長いのも特徴です。

歴代モデルは全部で4つ。各モデルの概要をまとめてみました。

初代マーチ(K10型)    1982年 – 1992年

世界的に著名なデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロのデザイン。市販車をレトロで個性的なスタイリングに仕上げた“パイクカー”として、現在も根強い人気を誇る『Be-1』、 『パオ』、 『フィガロ』のベース車でもある。

2代目マーチ(K11型)    1992年 – 2002年

日本のみならず、ヨーロッパ圏も主要なターゲットとし、欧州車に負けない性能を目指したモデル。日本カー・オブ・ザ・イヤー(1992)、RJCカー・オブ・ザ・イヤー(1992)をダブル受賞、欧州でも欧州カー・オブ・ザ・イヤー(1993)を日本車としては初めて獲得する快挙を成し遂げた。

3代目マーチ(K12型)    2002年 – 2010年

カルロス・ゴーンが日産のCEOに着任後、第一弾に発表された車。プラットフォームやエンジン、ミッション、サスペンションなど、フランスの自動車メーカーであるルノーと共用するパーツが多い。

4代目マーチ(K13型)    2010年‐

旧型からのコンセプトは継承しつつ、燃費性能のほか、パワートレインや操作性を大きく進化させたモデル。日本国内ではなく、タイをはじめとした海外工場のみで生産される。これにより、スタンダード仕様で100万円を切る低価格を実現した。

最新モデルは日本未発売…

マーチの次期モデルについては、これまでの「かわいい系」から、現行のリーフやノートのような「かっこいい系」に方向転換するようです。


2017年からヨーロッパで販売されている、
5代目マーチ(欧州名:マイクラ)
※2020年6月時点において、日本国内への導入は未定

以上がマーチの歴代各モデルとなります。あなたの印象に残るようなモデルはありましたか?

私はお気に入りは3代目のK12型マーチですが、以下の解説を読めばあなたもファンになること間違いなし!

今回の主役。K12マーチの最高なポイント4つ。

まずは概要から

開発コンセプトは「ユーザーフレンドリーを追求した、おしゃれな新世代コンパクトカー」。

K12マーチのリアビュー

2代目マーチの魅力であった内外装のデザインと運転のしやすさにはさらに磨きをかけ、不満点の動力性能と少ない収納スペースについては可能な限り改善を図っています。

当時のライバル車は『トヨタ・ヴィッツ』や『ホンダ・フィット』、『マツダ・デミオ』。寸法的にはヴィッツよりも大きくフィットよりも小さいものとなっています。

ボディタイプについては5ドアのほかに3ドアもありましたが、2005年のマイナーチェンジに伴い廃止されています。

販売期間2002年3月 – 2010年7月
乗車定員5人
エンジンCR10DE型 1,000cc
CR12DE型 1,200cc
CR14DE型 1,400cc
HR15DE型 1,500cc
 ※いずれも直4 DOHC
駆動方式・前輪駆動
・四輪駆動
変速機・CVT
・4速AT
・5速MT
サスペンション前:ストラット
後:トーションビーム
全長3,695 – 3,735mm
全幅1,660 – 1,670mm
全高1,505 – 1,535mm
ホイールベース2,430mm
車両重量870 – 1,060kg

①オシャレ&カワイすぎるデザイン

端的に言って、デザインがとても素晴らしいです。

欧州版マーチである「日産・マイクラ」

歴代モデルのみならず、当時売られていた自動車全体でみてもこのモデルのデザインは会心の出来でした。

このことはデザイン分野での受賞歴が物語っています。

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専門家・一般ユーザー問わず、デザインの評価は高いです。

エクステリア

このモデルの売りは、なんと言ってもそのエクステリアのデザイン性。

ボディカラー:チャイナブルー

レトロっぽさがありながら、古臭さが全く無いスタイリング。凝った剛板プレスで構成されたショルダーラインにデザイナーのこだわりが感じられます。

全体的に丸みを帯びたフォルムとなっており、くりくりとした丸目ヘッドライトも相まって、フロントフェイスについては「カエルみたい」と表現されることも。

個人的には眼(ヘッドライト)の位置と下ぶくれ感が、「ごはんがススムくん」に似ていると思います。

ごはんがススムくん

ちなみにこのヘッドライト(単に見た目だけでなく)、前方を明るく広範囲に照らせるように高い位置に光源を配したデザインとなっています。

その存在感は欧州メーカーのコンパクトカーにも決して引けをとっていません。

特徴のあるフロントフェイス。ボディカラー:アイリッシュクリーム

インテリア

インテリアについても、外装から受ける印象そのままの丸みを強調したデザイン。クルマ全体としての統一感が感じられます。

シンプルなインパネ周りのデザイン。インテリアカラー:エクリュ

ウィンカー&ワイパーのレバーの色は”黒”と相場が決まっていますが、このクルマの場合はそのような細かいパーツについてもインテリアカラーと合わせる小ワザを使っています。

硬質樹脂のみで構成されるインパネや各ダイヤルやレバーのチープな操作感など、絶対的な質感は決して高くありませんがカラーリングを含めたデザインの妙で上手にフォローしている印象です。

エクステリアほどのインパクトはないというのが正直な感想ですが、内装に関しては運転の妨げにならないようにあえてクセの無いデザインを採用したのでしょう。

各ダイヤル&ボタンについても「操作をできるだけ少なくシンプルに」というコンセプトで設計されています。見る人によっては安っぽいと感じるかもしれませんが、使いやすい作りです。

さらに上級グレードにもなると、本革巻ステアリングホイール、メーター盤とシフト周りにチタン調の加飾など高級感もプラスされます。

「スクエアインテリアパッケージ」のインテリア。インテリアカラー:カカオ

選び放題なボディカラー

モデルライフを通じてのボディカラーが、全31色と豊富なのも魅力の一つ。

ボディカラー:パプリカオレンジ

「オープンカフェにある食材」をモチーフにしたマーチ専用カラーなども設定されています。

コンパクトカーは女性ユーザーの多いクラスであるため、開発陣は(主に20代後半の)女性達の意見を参考にして多彩なカラーを設定したとのことです。

ラインナップには鮮やかな色彩が並びます。

このクルマの場合、ありきたりのブラックやホワイト、シルバーなどではなく、原色系やビタミンカラーなどがよく似合います。

ボディカラー 一覧
 黒系スーパーブラック
 白系アイリッシュクリーム
 緑系キウイグリーン
 茶系ショコラ
ビターショコラ
フランボワーズレッド
 紫系ワイルドブルーベリー
オパールラベンダー
クリスタルライラック
 灰系アメジストグレー
 黄系シトロンイエロー
アプリコット
 黄緑系カモミールグリーン
ビーンズ
シアン系アクアブルー
エアブルー
クリスタルブルー
マゼンダ系サクラ
 銀系ダイヤモンドシルバー
シェリーシルバー
 赤系ルミナスレッド
アクティブレッド
 青系チャイナブルー
パシフィックブルー
クリスタルブルー
ブリリアントブルー
 パール系ホワイトパール
金系シャンパーニュゴールド
シルキーベージュ
パプリカオレンジ
マンゴーオレンジパール

前期ラインナップ

中期ラインナップ

後期ラインナップ

③使い勝手も優秀

マーチはデザインありきのクルマではありません。日常でのユーティリティも重視しています。

「小さい上に箱型じゃないから、なんとなく不便そう…」というマイナスイメージを持ってしまいがちですが、このモデル意外にも使い勝手が良いんです。

外見の印象が強すぎてついつい惑わされてしまいますが、パッケージング自体は至ってオーソドックス。ユーザー視点に立っていることが分かります。

このあたりの良い意味でのギャップが、愛着を湧かせる要因なのかもしれません。

運転のしやすさ

そのコンパクトなサイズから、取り回しは非常にしやすいです。

特に横幅が1,660 – 1,670mmと普通車の中ではかなり小さいほうなので、狭い路地でのすれ違いも比較的楽ちんです。

さらに運転席からも見えるように、ヘッドライトのポジションランプ部分が上部に突き出た形状となっていることで、車両感覚が掴みやすくなるような工夫も凝らされています。

また、全長は3695mmで先代マーチよりも25mm短くなっているうえ、フロントオーバーハングも680mmと先代比で50mmも短縮されているため、最小回転半径は4.6mから4.4mになり小回り性能の向上も図られています。

視界の良さも美点のひとつです。Aピラーの傾斜が小さいのと太くないことと、フロントウインドウが手前にあることで、視界が遮られている感覚も少ないように感じられました。

キャビンの広さ

居住空間の広さは、当時このモデルの大きなアピールポイントでした。

その丸みのあるフォルムは、箱型に比べて空間効率性で劣るはずなのですが想像の上を行く広さです。

2430mmというこのクラスでは長めのホイールベースと、先代より100mmも高くなった1525mmという全高は、窮屈さとは無縁の居住空間を生み出しています。

シートも前席・後席ともに充分なサイズが確保されていますし、ヒップポイントがあまり高くないのでちょっとした開放感すら感じられます。

定員一杯でロングツーリングをするようなタイプのクルマではありませんが、大人4人までなら短距離(〜100km程度)の移動でストレス無く使う事ができるでしょう。

サイドシルの出っ張りが低く抑えられているため、乗り降りがしやすいのもグッドです。

ラゲッジスペース

ラゲッジルームはコンパクトなサイズながら、VDA容量250Lという広さを確保。特Aサイズのスーツケースや大きなサイズのA型ベビーカーも積むことができます。

さらに、上位グレードでは可倒式リアシートを採用。フラットにはなりませんが、リアシートを畳むとさらに広大な空間が生まれます。

開口スペースも低い位置まで大きく切り取られており、重い荷物や大きな荷物が比較的容易に出し入れできるように設計されています。

機能・装備

当時の最新機能を、このクラスではありえないほど数多く採用していました。20年近くも前に発表されたモデルですが、中には現在でも通用する便利機能も。

インテリジェントキー

リモコンキーをポケットやバッグに身に着けて(入れて)クルマに近づくだけで、ドアのロック・アンロックができます。いわゆる“スマートキー”です。

イマドキのクルマなら当たり前の機能かも知れませんが、このモデルが登場した頃はこのキーシステムを搭載した車種は数えるほどでしたし、ベーシックモデルで採用されたのはK12マーチが史上初でした。急いでいる時や荷物で手がふさがっている時などに便利さを実感できます。

オートライト

周囲の明るさをセンサーで感知し、自動でライトをオン・オフしてくれる機能。

こちらも廉価グレードを除き、コンパクトカーで初めて採用されています。

バッテリーセーバー

ルームランプを消し忘れても、キーレスのドアロック操作と連動してランプを消灯させる機能も(廉価グレードを除き)採用。

④中古モデルなので車両価格が安い

旧型にあたるこのモデルは現在新車での購入は出来ません。なので中古車の中から、自分の希望に合った、お気に入りの1台を選ぶことになります。

中古車なので、新車に比べてリーズナブルな価格で購入することができます。程度により売値はピンからキリまであるのですが、そこそこの程度のものでも総額40~50万円位で購入できると思います。

限定モデルを除いて、高額な車両で総額75万円程度、最安値で12万円程度でした。

参考に、総額13万円の車両でも「事故歴なし」の「車検1年弱残」、「走行距離7.7万キロ」なんていう物件もありました(あくまで参考です)。

個人的な意見ですが、新車時の車両価格が110万円程度からとお安いクルマなので、中古で買う場合はあまり高値のものは狙わず、そこそこの車両を購入しメンテナンス費用に少しお金を残しておくという買い方が良いのかなと思います。

[中級者向け]バリエーションが多彩過ぎる

ハイセンスなマーチ。

まずは他業種のブランドとのコラボレーションモデルから。

特別限定車の「マーチ+コンラン」

コンラン&パートナーズ社は、ロンドンに本店を構え、世界6都市8店舗でハイセンスな家具やインテリア小物を販売する「ザ・コンランショップ」を展開しています。

そんなコンラン&パートナーズ社とコラボした「プラスコンランシリーズ」のマーチVer.です。

ザ・クラシックなマーチ。

マーチ・ボレロ」は、オーテックジャパンが仕立てたカスタムモデルです。

同社は日産車のカスタマイズ部門を手掛ける日産グループの企業となります。

専用デザインのグリルやバンパーのほか、ボディサイドにメッキのモールを配しクラシカルな印象を与えています。

インテリアについても、千鳥格子のシート地とドアトリム、陶器調の専用フィニッシャーを用いて「ボレロ」独自の世界観を表現しています。

新車時価格は1.2リッター(FF)が153万900円で、1.4リッター(4WD)が171万9900円でした。

スポーツカーなマーチ。

K12マーチにはハイスペックグレードである、「12SR」、「15SR-A」も用意されています。このグレード専用にチューンされたエンジンを積むほか、サスペンション・エアロパーツ・マフラーetc…気持ちよく走るための装備が満載です。

ボディ車体補強による高剛性化
コンピュータ解析に基づく専用スポイラー(※1)
サスペンション20㎜ローダウン化したスポーツサスペンション
ブレーキ専用マスターシリンダー
ローターの大径化
タイヤ&ホイール専用15インチアルミホール
BS製ポテンザRE-01装着(※2)
インテリアスポーツシート/ディンプル付本革巻ステアリング
本革巻シフトノブ&シフトブーツ/専用アルミペダル
専用内装色(※3)

12SRグレード

  • 高回転・ハイパワー化されたチューンドエンジン【高回転型カムプロフィール/バルブスプリング/専用ピストン(高圧縮比・高強度)/軽量フライホイール/専用チューニングコンピューター】
  • ハイギアード設定の5速マニュアルシフト
   ノーマルモデル      12SR
エンジン型式CR12DE同左
総排気量1240cc同左
最高出力90ps(66kW)/5600rpm108ps(79kW)/6900rpm
最大トルク12.3kg・m(121N・m)/4000rpm13.7kg・m(134N・m)/3600rpm
圧縮比9.811.5
過給機なし同左
燃料タンク容量41リットル同左
使用燃料無鉛レギュラーガソリン無鉛プレミアムガソリン
タイヤサイズ165/70R14 81S185/55R15 81V

15SR-Aグレード

こちらは12SRグレードとは異なり、エンジン&トランスミッションはノーマルの1500ccモデルと同じものが搭載されています。その点でいえば12SRに比べ過激度は少なめです。

ただ、軽量な車体にK12マーチの中でも一番大きなエンジンを積んでいるので、動力性能には余裕があります。変速機がCVTということもあり、スポーティーな走り心地をゆったり味わえるという魅力があります。シフト操作に煩わされたくないという人や免許がAT限定の人にも最適。

     15SR-A
エンジン型式HR15DE
総排気量1498cc
最高出力109ps(80kW)/6000rpm
最大トルク15.1kg・m(148N・m)/4400rpm
圧縮比10.5
過給機なし
燃料タンク容量45リットル
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
タイヤサイズ185/55R15 81V

なんとなくミニっぽいマーチ。

こちらは「マーチ・ラフィート」というモデルです。

どことなく某外国車を彷彿とさせるスタイリングは、先述したオーテックジャパンによるカスタマイズモデルとなります。

専用デザインのグリル、バンパー、フォグランプなどでフロントまわりをドレスアップし、さらに前後バンパーやボディサイドにメッキのモールにより加飾されています。

もちろんインテリアもカスタマイズされています。専用のシート地とドアトリムのほか、センターコンソールやシフトゲートは木目調の仕上げが施されます。

新車時価格は1.2リッター(FF)が153万900円で、1.4リッター(4WD)が171万9900円でした。

[上級者向け]K12マーチの派生車種たち

マーチのオープンカーモデル。

マーチのオープンカー、それが「マイクラCプラスC」です。

マイクラの名前の通り、ヨーロッパで企画された逆輸入モデルです。

マーチ感ゼロ。

まとめ

今回色々調べてみて。『マーチ』というクルマの評価は各モデルを通じ、総じて高いと感じました。

ただし現行モデルであるK13型に限っては、スタイリングが酷評されていたり「コストダウンした」と感じる人も少なくないようで、あまり評価はされていないようです。

以上の点から見ても、日本車離れしたハイセンスなデザインでありながら親しみやすいスタイリングと購入しやすい価格のK12マーチという選択はアリなのではないかと思うのです。

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なんて思っている学生さんや新社会人の方なんかには特におすすめしたいクルマです

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