【不人気車】日産・セドリック&グロリア(Y34型)のガイドブック Vol.1

おすすめの車

『日産・セドリック』、『日産・グロリア』というクルマをご存知でしょうか?

男性であれば、車に詳しくなくとも、おそらく一度は聞いたことのある名前だと思います。

ただ 、クルマ好きを除いて …街中を走っているセドリック(もしくはグロリア)を指差して、「あれ、なんて車?」という問いに答えられる人は、そう多くはないでしょう。

今回はそんなセドリック&グロリアというクルマの概要と、その知られざる魅力について、お伝えしようと思います。


しかし、このクルマの歴史はとても長いです。

全てを語ろうとすると、私が発狂寸前まで追い込まれてしまいます。

よって、今回はセドリック&グロリアの数あるモデルの中から、私が「特に紹介したい」1つのモデルにフォーカスして、解説していきたいと思います。

そのモデルとは、人気と知名度が“恐ろしく低い”ために、世間ではこう呼ばれています。

“不人気車”と——。

『日産・セドリック』&『日産・グロリア』について

セドリックとは

セドリック(CEDRIC)は、日産自動車が発売していた高級セダンです。

その歴史は長く、1960年の初代モデルから2004年の最終モデルまで、実に44年間も販売され続けました。

歴代モデルを、ピックアップしてご紹介(抜粋)

セドリックは、10代目まで続いた、息の長い車種です。

全10モデルのうち、いくつかを簡単にご紹介します。

初代セドリック(30型)

販売期間:1960年- 1965年

国産車初のパワーシートが装備されていました。


5代目セドリック(430型)

販売期間: 1979年 – 1983年

当時のヤン車の代名詞でした。


8代目セドリック(Y32型)

販売期間:1991年 – 1995年

こちらもVIPカーのベース車として人気でした。


10代目セドリック(Y34型)

販売期間:1999年 – 2004年

このモデルでセドリックは幕を閉じました。

※Y34型セドリックについては記事の後半に登場します!

※画像はいずれも、Wikipediaより引用

グロリアとは

グロリア(GLORIAはプリンス自動車工業、日産自動車が販売していた高級セダンです。

注)プリンス自動車はかつて存在した日本の自動車メーカー。1966年に日産と合併した。

グロリアの歴史も長く、販売期間はセドリックとほぼ同じ45年間です。(セドリックは44年。)

歴代モデルを、ピックアップしてご紹介(抜粋)

1959年の初代モデルから2004年の最終モデルまで全11モデルが存在しています。

セドリックが全10モデルなので、グロリアの方が1つ多いですね。

初代グロリア(LSI型/S3型)

Prince-GloriaBLSI.jpg

販売期間:1959年 – 1962年

スカイラインをベースに開発された『プリンス自動車・グロリア』。


3代目グロリア(A30型)

Nissan-GloriaA30-1967.JPG

販売期間:1967年 – 1971年

このモデルから「日産・グロリア」として販売される。


4代目グロリア(230型)

Nissan-Gloria230.jpg

販売期間:1971年 – 1975年

このモデルから、セドリックと基本構造が統一される。

※画像はいずれも、Wikipediaより引用


元々セドリックとは、メーカーも基本設計も異なる車種でしたが、

  • セドリックの3代目モデル
  • グロリアの4代目モデル

からは、同一設計の車体を共有するようになりました。

セドリックとグロリア、なにが違うの?

基本的に、ほぼ同じクルマになります。

セドリックは2代目まで、グロリアは3代目までは全く別のクルマでしたが、次期モデルの230型からは車種統合され”姉妹車”の関係となります

なので、230型以降は基本構造は全く一緒で、内外装やグレードのラインナップが一部異なるのみとなります。

同じメーカーから販売される、名前も異なる車種ですが、クラスや価格、更には性能までほぼ変わりません。

このことからセドリックとグロリアを併せて、「セド・グロ」なんて呼ばれ方をします。

ただし、ネーミング以外全く同じクルマというわけでもありません。

両車の決定的な違いは“エクステリア”です。

外装で差別化が図られています。

  • セドリックは、優雅なラグジュアリーカー
  • グロリアは、スポーティーなグランツーリスモカー

というイメージのエクステリアデザインが与えられています。

ちなみに…ライバルの『トヨタ・クラウン』も
  • クラウンロイヤルは保守的でゴージャス
  • クラウンアスリートは若々しくスポーティー

と、似たような手法を用いています。

ただし、歴代のどのモデルでもそうか?と問われると、そうとも言いきれないのがややこしいところ…。

Y33型のセド・グロを例に挙げると、車種ごとに外装が違うかといえばそうでもなく、“グレード”によって見た目が大きく変わるという変則的なモデルも存在します。


よって、歴代のどのモデルにも共通する外観上の違いは1つだけとなります。

ベイロード.comより引用

上の画像にもあるように、エンブレムが異なります。これまた、けっこう似てますね~。


セドリックのエンブレムは縦長です。Lの字を互い違いに合わせたようなデザインです。NISSANの「N」の字をモチーフとしてるみたいです。

グロリアのエンブレムは横長です。十字のようなデザインです。羽を広げた「鶴」がモチーフとのこと。

セド・グロのイメージ

セドリック(グロリア)と聞いてイメージするのは、

  • イカツイ&黒塗り
  • ヤンキーが乗っていそう
  • ノーマルはオッサン車

…という感じではないでしょうか?

正直、あまり良いイメージではないですね(笑)


上記のイメージはネガティブなものばかりですが、以下のように言い変えることもできます。

  • イカツイ&黒塗り

↳威厳がある&高級車

  • ヤンキーが乗っていそう

↳男性が好むスタイル。中古車であれば誰にでも手が届きやすい価格。

  • ノーマルはおっさんのイメージ

↳えぇと…え〜(汗)…とにかく渋い!

少し苦しい部分もありましたが、ポジティブに捉えれば漢らしい高級車とも言えそうです。

なお、現在はセドリック、グロリアともに新車では販売されていません。

『フーガ』という後継車が、2004年から現在まで販売されています。お高いです。

フーガの現行モデル
Wikipediaより引用

メーカー希望小売価格:5,027,000円6,549,400円

※2020年2月20日時点での価格

【セドリック&グロリア】 今回語り尽くすのは、このモデル!

ズバリ、最終モデルのY34セドリック&グロリアです。

回のテーマの主役はこのモデルです。




どうですか、皆さん。こんな車、見た事ありますか?

そうなんです。街中で全然見掛けないんです。

極稀に遭遇したとしても、「おぉ!セドリックじゃねーか‼」なんて反応をみせる人間は、日本の総人口の約2%に満たないとされています。

一般市民には「ん。なにやら自動車である」という事実しか認識されないまま、そこを通り過ぎてしまいます。

間違っても「あっ!グロリアだ。次の車は絶対アレにするぞ‼」なんて思う人はいません。

そうなんです。このY34セドリック&グロリアは超絶不人気車なんです。

このシリーズの目的は、この不人気車の素晴らしさを世に広め、「このクルマ、買っちゃおっかなー…」という気の毒な人を生み出すことにあります。


あらためて…もう一度、上の画像をよく見てください。

どうですか?

まさか、カッコよく見えてきたんじゃないでしょうね⁉

えっ?「高そう」ですって?

安心してください。このクルマ…

実は「○○万円」から購入できるんです。

続く…

コメント

  1. […] 【不人気車】日産・セドリック&グロリア(Y34型)のガイドブック Vol.1『日産・セドリック』、『日産・グロリア』というクルマをご存知でしょうか?男性であれば、車に詳しくなくと […]

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  4. ばちこ より:

    9年前に34グロリア乗ってました( •˓◞•̀ )

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