アイデア・役立つ知識

【前編】「タオル掛け」が壁から引っこ抜けた‼自分で修理できる?

壁付けのタオル掛けを子ども引っこ抜かれてしまった!はたして自分でも直せるのか?

このタオルハンガーは両端で固定されるタイプの製品ですが、向かって右側は壁から完全に抜けています。

かろうじて壁に付いてはいますが、左側も手で動かすとグラグラします。

とりあえず、タオルハンガーを取り外してみることに…

このまま放っておいても元に戻ることはないので、とりあえず壁から撤去することにします。

ただ、ネットで外し方を検索しようにも、このタオルハンガーには型番などの情報が一切ありません。

なので、文字通り「手探り」でヒントを見つけることに。

テキトーにいじって、まだ傷の浅い左側の付け根まで破壊してしまうのは、何としても避けなければなりません。

まずは、完全に外れている右側の付け根部分を探ってみることにしました。

なにやら、ネジが出ている辺りが怪しい気が…。

よくよく見てみるとグレーの樹脂部分に継ぎ目がありました。

このパーツが外せないか試みます。

反対側に無理な力が加わらないよう、作業は細心の注意を払いながら行います。

慎重にこじってみると部品の上側、継ぎ目付近からパカッと外れました

おー、やった‼外せました~。

ネジ2本も救出完了。

どうやらタオルハンガーを設置するときは、ネジで取付けたあとカバーをはめて隠す仕組みのようです。

外し方が分かったので、残る片側の方に取り掛かります。

後から気づきましたが、作業を始める前に掛けてあるタオルを外しておけばその分の重みはこの部分に掛からなかったのではないかと。アホですね。

パカッ。取れました

タオルハンガーが傾いてはいますが、しっかり固定されているようです。

ドライバーでネジを外します。

優しく外します。

ネジがすべて外れましたので壁からタオルハンガーを外します。

取り外すときは壁からポロポロと石膏(もしくは木)のカスが出ますので、床に新聞紙などを置いて作業すると後が楽です。

タオルハンガーの歪みを修正する

娘が引っこ抜いた時の力で、タオルハンガーのステーも歪んでいました。

写真ではわかりづらいですが、ネジを受ける金属ステーがタオルハンガーの中心に向かって、ハの字に曲がってしまっています。

曲がっているといっても、2~3mm程度の歪みですので修正すればそのまま使えるでしょう。

所詮タオルを掛けるだけの製品なので、ステーの厚みは大したことないです。手の力で充分曲げられます。上の画像は歪み修正後のものです。

無事…タオル掛けが外せたので、ひとまず壁のネジ穴を観察してみる

壁の被害状況はどうでしょうか。

右側の取り付け部分です。ネジ穴が4つありますね。

以前取り付けたタオルハンガーの跡でしょうか?それとも、以前に外れたことがあるのでしょうか?

内から外へと引っ張られたと思われる、ビニールクロス(壁紙)の盛り上がりが認められます。

穴はもはやボロボロなので、このままではネジは効かないでしょう…。

穴の大きさは、ビスの径+1mm程度といったところです。思っていたより穴は大きくないようです。

石膏ボードの破損状況はビニールクロスに隠れているためわかりません。


左側も穴の大きさ自体は右側と似たようなものですが、クロスが盛り上がりが認められないのでボードへのダメージは右側ほど大きくないと推測されます。

左側は扉に近い部分でもあることから、ボードのさらに奥に「下地」と呼ばれる木製もしくは軽量鉄骨製の柱が存在している可能性が高いです。

こちらの穴もボロボロっちゃボロボロなのですが、下地がある分、ネジはしっかり効いてくれるでしょう。

壁の材質について

タオルハンガーが付いていた壁は「石膏ボード(プラスターボード)」と呼ばれるものです。

石膏ボードとは?

石膏ボードとは、石膏(せっこう)を主成分とした素材を板状にして、特殊な板紙で包んだ建築材料である。安価であるが非常に丈夫であり、断熱・遮音性が高い。壁や天井を造る際には広く使われ、用途に合わせた種類がある(Wikipediaより)。

現代において、この石膏ボードが用いられていない住宅やアパート・マンション(というか建物全般)はごく少数といえるほど建築材料としては一般的なものです。

このように建築材料としては優秀な石膏ボードですが、弱点も有ります。それは「点の力に弱い」ということです。

石膏ボードは壁や天井に用いるほど丈夫なものではありますが、それは「面の力に強い」ということだけで、ビス(ネジ)などを打ち込もうとするとその周辺がポロポロと崩れ落ちてきます。硬いものの角がぶつかって壁に穴が開いた、なんて経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。

このように石膏ボードとは意外にもろいものなのです。

なので、石膏ボードに取り付けられた備品が引っこ抜けるのは、ある意味しょうがないことでもあります。

みなさんも、自分や家族をあまり責めないようにしましょうね。

修理できるか?

業者に頼めばもちろん綺麗に直してくれるでしょうが、その分費用も掛かります。

ネットで調べてみたところ、工事内容にもよるがおおよそ2~3万といったところのようです。ん~、高い…。

では自分で修理できるか?

答えは「YES」です。

色々調べたところ、自分でもできそうな修理方法は『ねじパテ』を使うというものでした。ねじパテとは、石膏ボード専用のパテでネジ穴を埋めて、再度ネジを打ち込めるようにするという製品です。これが一番お手軽でコストも安いと思われます。

他の修理方法は大なり小なり「今開いている穴を広げる」ようなものばかりでしたが、この『ねじパテ』に限っては穴を広げないで修理できるというのも大きなメリットです。もしこの方法で失敗しても、「やり直しがきく」というのは安心です。

自分で修理できれば安く上がりますが、あまり本格的にやりすぎると取り返しのつかないことに…。というわけで、小心者の私はこの修理方法を選択しました。

次回、タオルハンガー修理に挑みます。