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【2023年11月版】iPhoneの「iOS(アイオーエス)」をわかりやすく解説【Androidと何が違う?】

目次

iOSとは?

iOS(アイオーエス)とは、Appleが開発・提供するモバイルオペレーティングシステム(OS)です。iPhoneやiPadなどのApple製端末に搭載されています。

Apple社が長年培ってきた技術と経験によって開発されており、安定性と安全性に優れています。また、マルチタッチ操作を採用しており、直感的な操作が可能です。さらに、App Storeを通じて、さまざまなアプリをダウンロードして利用することができます。

モバイル端末用のOSとして、日本国内におけるシェアは第1位の64.8%と、Android(35.1%)に圧倒的な差をつけています。一方、世界シェアでは世界シェア:27.2%と、Android(72.1%)の後塵を拝しています。このように、iOSとAndroidは熾烈な競争を繰り広げているライバル同士という関係です。

iOSのココが良い!

  • 安定性と安全性が高い

iOSは、Apple社が長年培ってきた技術と経験によって開発されており、安定性と安全性に優れています。また、セキュリティアップデートが頻繁に行われており、ウイルスやマルウェアなどの脅威から端末を守ることができます。

  • 直感的な操作性

iOSは、マルチタッチ操作を採用しており、直感的な操作が可能です。また、アイコンやメニューなどがシンプルに設計されており、初心者でも使いやすいのが特徴です。

  • 幅広いアプリが利用できる

App Storeを通じて、さまざまなアプリをダウンロードして利用することができます。ゲームやビジネス、エンターテイメントなど、さまざまなジャンルのアプリが揃っています。

iOSのココが惜しい!

  • カスタマイズの自由度が低い

iOSは、Androidに比べてカスタマイズの自由度が低いと言われています。ホーム画面やアイコンの配置、壁紙などの変更は可能ですが、OSの設定やアプリの動作などをカスタマイズすることはできません。

  • 価格が高い

iOSを搭載したiPhoneは、Androidを搭載したスマートフォンと比べて価格が高い傾向にあります。

  • 端末の選択肢が少ない

iOSを搭載したiPhoneは、Apple社によってのみ販売されています。そのため、Androidに比べて端末の選択肢が少ないのが特徴です。

※世界シェア及び日本シェアについてのデータ出典元:https://gs.statcounter.com/

iOSの代表的な機能について

iOSの代表的な機能は、日常生活や仕事で幅広く活用できる機能です。安定性と安全性、直感的な操作性、幅広いアプリが利用できるといった特徴を備えたiOSは、多くのユーザーに支持されています。

iOSの代表的な機能は、以下のとおりです。

  • ホーム画面
  • コントロールセンター
  • カメラ
  • マップ
  • メッセージ
  • 電話
  • Safari
  • ミュージック
  • メール

ホーム画面

iOSのホーム画面は、ウィジェットやアプリを配置してカスタマイズすることができます。ウィジェットは、天気やスケジュール、ニュースなど、さまざまな情報を一目で確認できる便利な機能です。また、アプリを配置する場所やサイズを自由に変更できるので、自分好みのホーム画面にすることができます。

Androidのホーム画面も、アプリやウィジェットを配置してカスタマイズすることができますが、iOSの方が、ウィジェットの種類や配置の自由度が高く、より直感的に操作できるというメリットがあります。

コントロールセンター

コントロールセンターは、よく使う機能や設定を素早く呼び出すことができる便利な機能です。コントロールセンターを開くと、画面下部からスワイプアップすることで、音量や画面の明るさ、Wi-FiやBluetoothの設定、カメラやマップなどのアプリを素早く起動することができます。

Androidのコントロールセンターも、よく使う機能や設定を素早く呼び出すことができる便利な機能ですが、iOSの方が、機能や設定の種類が豊富というメリットがあります。

カメラ

iOSのカメラは、高画質な写真や動画を撮影することができます。カメラには、ポートレートモードや夜景モードなどのさまざまな撮影モードがあり、シーンに合わせて最適な撮影を行うことができます。また、カメラアプリには、写真や動画を編集するための機能も搭載されています。

Androidのカメラも、高画質な写真や動画を撮影することができます。ただし、iOSのカメラには、ポートレートモードや夜景モードなどのさまざまな撮影モードがあり、Androidのカメラよりも、シーンに合わせて最適な撮影を行うことができます。

マップ

iOSのマップは、地図やナビゲーションを利用することができます。マップには、道路や建物などの情報が詳細に表示されているので、目的地までの道順を簡単に確認することができます。また、マップアプリには、交通機関の運行情報や駐車場の空き状況を検索する機能も搭載されています。

一般的には、AndroidのGoogle Map(グーグルマップ)の方が利用者数が多く、機能的にも優れているとされます。ただし、iOSでもGoogle Mapは利用可能なのでご心配なく。

メッセージ

iOSのメッセージは、テキストや画像、動画などのメッセージを送受信することができます。グループメッセージや音声メッセージなどの機能があり、さまざまな方法でメッセージを送受信することができます。

もちろんAndroidにも同様の機能はありますが、iOSの方が絵文字やスタンプなどの種類が豊富で、より楽しくメッセージをやり取りすることができます。

電話

iOSの電話は、音声通話やビデオ通話を行うことができます。電話アプリには、通話履歴や連絡先を管理する機能も搭載されています。また、緊急通報やSOSの機能も搭載されており緊急時にも役立ちます。

Safari

iOSのSafariは、Webブラウザです。Safariには、タブで複数のWebサイトを同時に閲覧したり、ブックマークや履歴を管理したりする機能が搭載されています。また、プライバシー保護機能も搭載されており、安全にWebサイトを閲覧することができます。

ミュージック

iOSのミュージックは、音楽を再生することができます。ミュージックアプリには、ライブラリやプレイリスト、ストリーミングなどの機能が搭載されています。また、AirPodsやHomePodなどのBluetoothスピーカーやイヤホンを使って、音楽をワイヤレスで再生する機能も搭載されています。

メール

iOSのメールは、電子メールを送受信することができます。メールアプリには、受信トレイや送信済みトレイ、ゴミ箱などの機能が搭載されています。また、フィルタや迷惑メール対策などの機能も搭載されています。

iOSのバージョン一覧およびサポート終了した製品について

iOSは現時点で1〜17までのバージョンが存在します。 2007年の初代「iOS 1」がデビューから、2023年9月にリリースされた最新の「iOS 17」まで、1年に1回新しいバージョンが登場しています。

また、iOSは年2回(春と秋)にバージョンアップが行われています。各バージョンごとに、新機能やセキュリティアップデートが追加されます。

iOSのバージョン一覧

ver.配信開始最終更新
12007年
6月
2008年
7月
22008年
11月
2009年
5月
32009年
9月
2011年
2月
42010年
9月
2011年
7月
52011年
11月
2012年
5月
62012年
9月
2014年
2月
72013年
9月
2014年
7月
82014年
9月
2015年
8月
92015年
9月
2019年
7月
102016年
9月
2019年
7月
112017年
9月
2018年
7月
122018年
9月
2023年
1月
132019年
9月
2020年
9月
142020年
9月
2021年
10月
152021年
9月
2023年
9月
162022年
9月
2023年
10月
172023年
9月
2023年
10月

バージョンアップに伴い、サポート対象外となった製品まとめ

iOSのバージョンアップに伴い、一部の古いデバイスがサポート対象から外れます。旧型のiPhoneを利用している人は、定期的な情報確認が必要となります。

サポート終了したバージョンおよび製品一覧

ver.配信開始サポートが終了した製品
12007年
6月
22008年
11月
32009年
9月
42010年
9月
iPhone(初代)
iPod touch(第1世代)
52011年
11月
iPhone 3G
iPod touch(第2世代)
62012年
9月
iPod touch(第3世代)
iPad(第1世代)
72013年
9月
iPhone 3GS
iPod touch(第4世代)
82014年
9月
iPhone 4
92015年
9月
102016年
9月
iPhone 4S
iPod touch(第5世代)
他数種
112017年
9月
iPhone 5
iPhone 5c
iPad(第4世代)
122018年
9月
132019年
9月
iPhone 5s
iPhone 6/6 Plus
iPod touch(第6世代)
142020年
9月
152021年
9月
162022年
9月
iPhone 6s/6s Plus
iPhone 7/7 Plus
他数種
172023年
9月
iPhone 8/8 Plus
iPhone X

Android OS との比較

Androidとの根本的な違いとは?

iOSは、Apple社が開発・提供するクローズドソースのOSです。

そのため、Apple社以外のメーカーは、iOSを搭載した端末を販売することができません。また、iOSはカスタマイズの自由度が低いため、端末の動作をユーザー側が自由に変更することができません。

Android(アンドロイド)は、Google社が開発・提供するオープンソースのOSです。

そのため、さまざまなメーカーがAndroidを搭載した端末を販売しています。また、Androidはカスタマイズの自由度が高いため、端末の動作をユーザー側が比較的自由に変更することができます。

項目iOSAndroid
開発元AppleGoogle
ライセンスクローズドソースオープンソース
端末iPhoneのみさまざまなメーカーから販売
カスタマイズの自由度低い高い
価格高め安め

iOSとAndroid、どっちが長く使える?

結論から言うと、iOSの方がAndroidよりも長く使える可能性が高いといえます。

iOSは、Appleが開発・製造・販売するモバイル端末にのみ搭載されているOSであるため、Appleが自社でOSのアップデートをコントロールすることができます。そのため、iOSは、Androidよりも長期間、最新のOSが提供され、セキュリティの更新も受けることができます。

一方、Androidは、さまざまなメーカーがさまざまな端末に搭載しているOSであるため、各メーカーが独自にOSのアップデートをコントロールしています。そのため、Android端末によっては、最新のOSが提供されなかったり、セキュリティの更新が受けられない場合もあります。

具体的には、iOSのアップデートは、通常、発売から5〜6年程度提供されます。

一方、Androidのアップデートは、通常、発売から2〜3年程度提供されます。

ただし、iOS端末やAndroid端末の使用状況によっては、上記の結果によらない場合もあります。

iOSの独自機能およびAndroidの同様機能との比較

iOSには、Androidにはない独自の機能がいくつかあります。

ただし、Androidにも同様の機能が数多く搭載されているため、iOSにしかない機能というのはほんのわずかしかありません。

以下では、iOSの独自機能を紹介するほか、Androidに搭載される同様の機能との比較も行っています。

Face ID

Face IDは、顔認証機能です。Face IDを利用すると、iPhoneのロック解除やアプリの利用、Apple Payの決済など、さまざまな操作を顔認証で行うことができます。

Androidの似たような機能について

Face IDの替わりとなる機能は、Androidでは「顔認証」や「生体認証」と呼ばれています。顔認証は、Androidのさまざまな端末で採用されており、iPhoneのFace IDと同様に、顔認証でロック解除やアプリの利用、決済などを行えます。

Androidの顔認証と比べて、Face IDはTrueDepthカメラとセンサーを組み合わせることで、より高速で安全な認証を実現しています。また、Face IDは、マスクをつけていても認証できるため、より便利です。

Siri

Siriは、音声アシスタント機能です。Siriを利用すると、音声でさまざまな操作を実行することができます。例えば、音楽の再生や天気予報の確認、アラームの設定など、さまざまな操作を音声で行うことができます。Siriは、ハンズフリーで操作できるため、運転中や忙しいときに便利です。

Androidの似たような機能について

Siriの替わりとなる機能は、Androidでは「Google アシスタント」と呼ばれています。Google アシスタントは、Siriと同様に、音声でさまざまな操作を実行することができます。例えば、音楽の再生や天気予報の確認、アラームの設定など、さまざまな操作を音声で行うことができます。

Google アシスタントと比べて、Siriは自然な音声で操作できるため、使いやすいというメリットがあります。また、Siriは、Apple製デバイスと連携することで、より便利に利用できます。

AirDrop

AirDropは、iPhoneやiPad、MacなどのApple製デバイス間でファイルを簡単に共有できる機能です。AirDropを利用すると、写真や動画、連絡先など、さまざまなファイルを簡単に共有することができます。AirDropは、Wi-FiやBluetoothを利用してファイルを共有するため、ケーブルを接続する必要がありません。

Androidの似たような機能について

AirDropの替わりとなる機能は、Androidでは「Android Beam」と呼ばれていました。Android 11以前の端末では、Wi-Fi Directを利用して、写真や動画、連絡先など、さまざまなファイルを簡単に共有することができました。

Android BeamはAndroid 12以降では廃止されているため、このような機能をOSに標準搭載しているのはiOSのみということになります。

Apple Pay

Apple Payは、iPhoneやApple Watchを使って、クレジットカードやデビットカードで支払いができる機能です。Apple Payを利用すると、レジでiPhoneやApple Watchをかざすだけで、簡単に支払いを行うことができます。Apple Payは、クレジットカードやデビットカードを持ち歩く必要がないため、便利で安全です。

Androidの似たような機能について

Apple Payの替わりとなる機能は、Androidでは「Google Pay」と呼ばれています。Google Payは、クレジットカードやデビットカードを登録して、スマホで支払いができる機能です。Apple Payと同様に、レジでスマホをかざすだけで、簡単に支払いを行うことができます。

Apple Payは、日本国内では、2023年7月現在、約100万店舗で利用できます。一方、Google Payは、約80万店舗で利用できます。Apple Payの方が、対応店舗が多いので、より多くの場所で利用できます。

その他の独自機能

iOSには、上記の他にも、以下の独自機能があります。

  • App Store

App Storeは、iOS向けのアプリをダウンロードできるオンラインストアです。ゲームやビジネス、エンターテイメントなど、さまざまなジャンルのアプリが揃っています。

  • iCloud

iCloudは、Appleが提供するクラウドストレージサービスです。写真や動画、連絡先、カレンダーなどのデータを、iPhoneやiPad、Macなどのデバイス間で同期することができます。

  • Apple Music

Apple Musicは、Appleが提供する音楽ストリーミングサービスです。膨大な数の音楽をストリーミングで再生することができます。

  • Apple TV+

Apple TV+は、Appleが提供する動画配信サービスです。オリジナルドラマや映画を視聴することができます。

最新版のiOSについて

iOSの最新版は?どこが進化した?

最新版のiOSは、2023年9月19日にリリースされた「iOS 17』です。

iOS 17では、iPhoneがよりパーソナルで直感的なものとなるように各種機能がアップデートされています。

iOS 17の主な新機能は、以下のとおりです。

連絡先ポスター

  • 自分の連絡先をお気に入りの写真とフォントでカスタマイズしてポスターを作成可能。
  • 作成したポスターは、電話をかけると相手のiPhoneに表示され、自動的に更新・共有されます。

NameDropで連絡先交換

  • iPhoneやApple Watchを近づけて、選択した情報(電話番号やメールアドレス)を簡単に共有。
  • カスタマイズした連絡先ポスターも一緒に送ることができます。

FaceTimeビデオメッセージ

  • 相手がFaceTimeを受けられない時にビデオメッセージを残すことができます。
  • メッセージはポートレートモードやスタジオ照明も利用可能、Apple Watchで再生可能。
  • FaceTimeをApple TVで利用して大画面でビデオ通話も可能に。

メッセージで安否確認

  • 目的地到着時に自動的に友人や家族に通知が送られます。
  • 異常があれば現在地やバッテリー残量などが暗号化されて自動で共有。
  • 新機能(検索フィルタ、未読ジャンプ、インライン返信など)でメッセージ使用が更に便利に。

ステッカー機能

  • 写真の切り抜き機能でステッカー作成が可能で、これらは絵文字やLive Photosとして利用可能。
  • マークアップや他のアプリで作った絵文字も利用できます。

進化したAirDrop

  • iPhoneを近づけるだけで写真や動画をAirDropで共有。
  • 通信範囲外でもiCloud経由でオリジナル品質での共有が可能に。
  • SharePlayもAirDropから利用でき、2人で動画や音楽、ゲームを共有可能。

自動的な日記作成「ジャーナル」

iPhoneが特別な瞬間をキャッチし、写真や音楽と組み合わせて簡単に日記をスタートできる「ジャーナル」アプリが登場します。あなたの体験や思い出が、手軽に記録できるようサポートします。

視認性抜群の「スタンバイ画面」

iPhoneを充電時に横にすると、時刻や写真、配達状況など、遠くからでも確認できる新しい「スタンバイ」画面が利用可能に。お気に入りの情報を一目でチェックできます。

楽々プライバシー管理「Safariのプロファイル機能」

Safariに新しい「プロファイル」機能が登場。仕事とプライベートのネットブラウジングを分け、履歴やお気に入りなどを切り替えて使用できます。また、メールで受信した認証コードを自動入力する便利な機能も追加されます。

日記が簡単につけられるジャーナルアプリ

新しい「ジャーナル」アプリで、iPhoneがあなたの日常のハイライト(写真、場所、音楽など)を自動的にピックアップ。これらの思い出から、あなたの日記作成を手助けします。選んだテーマ(例:旅行)に基づき、関連するコンテンツが表示され、日記作成がさらにスムーズになります。

新しいスタンバイ画面

「スタンバイ」画面は、充電中のiPhoneを横置きにするだけで、時間や日付を大きく表示。ウィジェットスタックを使って、写真や配達情報、試合のスコアなど、あなたが一目で確認したい情報を切り替えて表示できます。また、声だけでSiriに天気を尋ねたり、タイマーを設定したりもできます。

プライベートと仕事で使い分けできる「Safari」

Safariに新たに「プロファイル」機能が登場。これで、仕事用とプライベート用のインターネット閲覧環境を分けて使うことができ、それぞれの履歴やお気に入り、拡張機能などを切り替えられます。また、安心のプライベートブラウジングやメールからの認証コード自動入力、向上した検索機能も追加され、より快適に使えます。

グループでのパスワード共有機能

新機能で、信頼する仲間とパスワードを簡単に共有できます。グループを作ってアカウントを選ぶだけで、選んだメンバー全員が最新のパスワードを参照できます。いらなくなったメンバーはいつでも削除可能です。

署名や自動入力にも対応するPDF機能

アップデートにより、PDFに連絡先情報の自動入力や保存した署名の追加が簡単に。紙の書類もスキャンしてPDF化でき、その後の保存やメール送信もスムーズ。メモアプリを使えば、PDFの整理や共同作業も可能になります。

ロック画面の文字の太さを調整可能に

iOS 17では、ほとんどのフォントで文字の太さを調整可能に。調整バーを動かして、見やすい太さにカスタマイズできます。

AirTagを最大5人と共有

AirTagに新しい共有機能が登場。1つのAirTagを複数人で追跡できるようになり、例えば、両親が1つのAirTagを使って子供のバッグを追跡可能に。通知や警告機能も工夫されて、安心の使用が期待できます。

AirPodsに新しい「アダプティブオーディオ」が追加

新しい「アダプティブオーディオ」で、音楽を楽しみながらも大切な外部の音を逃しません。ノイズリダクションと外部音取り込みのバランスを自動で調整し、会話が始まると音量を下げる機能も搭載されています。

その他の新機能

●インタラクティブウィジェット

ウィジェットがアップデートされ、直接操作が可能になります。

●文字入力

日本語の手書き文字入力がサポートされます。

●音声入力

ニューラルエンジンを利用した音声認識モデルで、より正確な音声入力ができます。

●マップ

インターネット接続がなくてもオフライン地図が利用でき、店舗情報やルート案内も確認できます。また、充電スタンドの空き状況もリアルタイムでわかります。

●ミュージック

プレイリストを友人と共同で編集できます。

●メール・メッセージ

メールやメッセージで受信した認証コードは、自動で削除されます。

●アクセシビリティ

「パーソナルボイス機能」で、録音した自分の声をキーボード入力で再生し、会話が楽しめます。

●写真

写真の人物認識機能が向上し、ペットも認識できるようになります。全画面で写真を拡大すると、「切り抜き」のショートカットが表示されます。

●Spotlight

アプリショートカットが強化され、例えば「写真」と入力するとアルバムへのショートカットが表示されます。また、設定変更が検索から直接可能になります。

●ルックアップ

写真から類似の料理レシピを検索できるようになり、情報アイコンで写真内の被写体の詳細を調べられます。

●プライバシーとセキュリティ

パスコード変更後も72時間は、古いパスコードを利用できます。子供を守るため、ヌード写真を検出し、その送受信を警告する機能が、さまざまなアプリで利用可能になります。

●リマインダー

食料品リストのアイテムが自動でカテゴリー分けされます。

●メモ

関連メモ同士をリンクで結ぶことができます。

●ホーム

ドアの鍵のアクティビティ履歴が確認できるようになります。

●Apple ID

近くのデバイスや登録済みのコンタクト情報を使用して、iPhoneにサインインできます。

●フリーボード

新しいペイントツールや可変幅ペン、定規などが追加されます。

●ヘルスケア

気分を記録し、メンタルヘルスのケアをサポートする新しい機能が登場します。

●壁紙

アストロノミー壁紙に新しいプラネットが追加されます。

●探す

iPhoneからApple Watchを鳴らして探せるようになります。

●カメラ

シネマティックモードと新しい水平表示機能が利用できます。

「iOS 17」は、どのモデルまで使える?

iOS 17は、iPhone XS(XS Max含む) 以降のiPhone製品で利用可能です。iOS 17の登場により、2017年以前にデビューしたiPhone 8、iPhone 8Plus、iPhone Xはサポート対象外となってしまいました。

「iOS 17」が利用できる製品一覧

製品名日本発売対応OS範囲
iPhone8
※今回サポート対象外となった製品
2017年
9月
iOS 11.0
〜 iOS 16
iPhone8 Plus
※今回サポート対象外となった製品
2017年
9月
iOS 11.0
〜 iOS 16
iPhoneX
※今回サポート対象外となった製品
2017年
11月
iOS 11.0.1
〜 iOS 16
iPhoneXS2018年
9月
iOS 12 〜
iPhoneXS Max2018年
9月
iOS 12 〜
iPhoneXR2018年
10月
iOS 12 〜
iPhone112019年
9月
iOS 13 〜
iPhone11 Pro2019年
9月
iOS 13 〜
iPhone11 Pro Max2019年
9月
iOS 13 〜
iPhoneSE(第2世代)2020年
4月
iOS 13 〜
iPhone12 mini2020年
11月
iOS 14 〜
iPhone122020年
10月
iOS 14 〜
iPhone12 Pro2020年
10月
iOS 14 〜
iPhone12 Pro Max2020年
11月
iOS 14 〜
iPhone13 mini2021年
9月
iOS 15 〜
iPhone132021年
9月
iOS 15 〜
iPhone13 Pro2021年
9月
iOS 15 〜
iPhone13 Pro Max2021年
9月
iOS 15 〜
iPhoneSE(第3世代)2022年
3月
iOS 15 〜
iPhone142022年
9月
iOS 16 〜
iPhone14 Plus2022年
10月
iOS 16 〜
iPhone14 Pro2022年
9月
iOS 16 〜
iPhone14 Pro Max2022年
9月
iOS 16 〜
iPhone152023年
9月
iOS 17 〜
iPhone15 Plus2023年
9月
iOS 17 〜
iPhone15 Pro2023年
9月
iOS 17 〜
iPhone15 Pro Max2023年
9月
iOS 17 〜

まとめ

iOSはAppleが開発したモバイルOSで、安定性と安全性が特徴です。

マルチタッチ操作と直感的なUIを持ち、多種多様なアプリがApp Storeから利用できます。

一方でカスタマイズの自由度は低く、価格が高いとされています。

Androidとは異なり、クローズドソースであり、端末もApple製のものしか存在しません。

アップデート提供期間が長く、一般的に5〜6年利用できます。

また、Face ID、Siri、AirDropなどiOS特有の機能があり、各種サービス(Apple Pay、Apple Music、Apple TV+など)が充実しています。

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