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【楽天モバイル固定回線化】純正ルーターがイマイチなので、中古のホームルーターに買い替えたら通信速度が爆速に!【40⇒200Mbps】

月々のインターネット料金を削減するため、我が家で導入したのが「楽天モバイル固定回線化」です。

現在契約している光回線を解約して楽天モバイルに乗り換えれば、年間2万円ほどの節約につながる計算です。

「コレは試して見るしかない!」と早速契約を開始して、使い勝手を試している今日このごろ。

しかし、光回線と比べるとどうしても通信速度に不満が残ってしまいます。

そんななか、ダメ元でルーターを買い替えてみたところ飛躍的に通信速度が向上したので、今回記事にまとめてみました。

楽天モバイル固定回線化に興味のある人、挑戦してみたけど挫折してしまった、という人は参考にしてみてください。

目次

1円キャンペーンで手に入れた、純正ルーターの性能がイマイチ…

楽天モバイル契約時に同時購入した純正モバイルルーター。

キャンペーン適用により本体価格は1円という、実質プレゼント扱いの製品です。

もちろんフツーに使えますし、直接スマホに挿入して使うより速度は出ているのですが、「思ったほどではない」というのが正直な感想です。

現在利用している光回線と比べると、良くて1/2、悪いと1/5ほどの通信速度しか出ません。

一人暮らしならギリ使えるでしょうが、我が家は4人家族なので、各々が同時にネット接続する際には若干の不安を覚えます。

それもそのはず、このルーターは4G回線しか拾うことができないのです…。

この事実を知ったのは使い始めてから一週間ほど経った頃で、それまでは「自宅の近くに5Gアンテナがあるのに何故か遅いよなー」と不思議に思いながら使っていました。

以上、これらの点がネックとなり、自宅のメイン回線として使うのはしばし見送りとなっていました。

ルーターの買い替えを検討してみることに…

しかし、せっかく契約した回線をそのままにしておくのは勿体ないので、せめてルーターを買い替えてみることにしました。

これでダメなら楽天モバイルはひとまず解約です。

新ルーターについては、以下の基準で候補を絞込んでみることにしました。

  • アンテナ性能が高そうなもの
  • 5G回線に対応しているもの
  • 価格はできれば2万円以下

まずはAmazonで良さそうなものはないかチェックしてみましたが、いずれの製品も決定打に欠けます。

思ったよりも色んな製品が出ている印象ですが、レビュー評価は軒並み低めの傾向に感じられました。

まずまず高評価の製品でも、5G非対応だったり、価格が高かったりと、希望条件に合うものに中々めぐり逢えません。

4G回線専用の製品だと通信速度には限界がありますし、数万円の製品だと節約の効果が吹っ飛んでしまいます。

そこで一旦新品は諦め、中古製品を狙うことにしてみました。

楽天モバイル・5G対応のホームルーターで、良さそうな製品を発見!

色々調べてみると、中国の通信機器メーカー・ZTE製の『 Speed Wi-Fi 5G 』(スピード ワイファイ ファイブジー)というシリーズの評判が高いことが判明しました。

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本来はauやUQ WiMAXの純正品扱いなのですが、SIMフリーなので楽天モバイル回線でも利用することできます。

基本は回線との抱き合わせで販売されているため新品単体での購入はできませんが、中古品ならオークションやフリマサイトに豊富に出回っています。

価格も安いものなら1万円前後で購入することができるため、同価格帯の新品ルーターと比べるとコストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。

楽天モバイル対応・5G対応の具体的な製品名を挙げると、

ホームルーター(置き型タイプ
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L12
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L11
モバイルルーター(持ち運べるタイプ)
  • Speed Wi-Fi 5G X13
  • Speed Wi-Fi 5G X11

これら5つの製品となります。

モバイルルーターだと持ち運びができて便利なのですが、今回は通信性能を重視して「ホームルーター」に狙いを定めることにしました。

L11、L12、L13…どれを選ぶべきか?

いよいよ購入候補が3つまで絞り込めました。

ここでそれぞれの製品の概要を押さえておきましょう。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13

画像引用:UQ WiMAX

2023年6月販売の製品で、今回紹介する製品の中で最も新しいモデルです。

今回紹介する他の2モデルとは異なり、現時点における最新通信規格である「5G SA(sub6)」「Wi-Fi6」に対応しています。

これらの規格はこれからの主流であるため、将来的に最も長く使うことの出来るモデルといえます。

その分、中古市場での価格は2万円前後と高めです。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12

画像引用:価格コム

2021年11月発売の旧型モデルです。

前モデル(L11)には無い機能として、以下のものが挙げられます。

  • OFDMA対応(従来方式より速度遅延が少ない)
  • バンドステアリング(最も通信品質の高い周波数に自動で切り替わる)

先代(L11)よりも多機能で、後継(L13)よりも価格は安く、最もバランスが良いですが中古市場では品薄です。

Speed Wi-Fi HOME 5G L11

画像引用:価格コム

2021年8月発売と、今回紹介する製品の中で最も旧型のモデルです。

そのため、3つのモデルの中では一番安価で購入することができます。

比較的古いモデルですが、最大通信速度や通信規格といった基本スペックは後継のL12と変わりません。

性能的にはまだまだ一線級で、中古市場でのタマ数も比較的豊富です。

結論:どれを選んでもハズレなし!

本記事作成にあたり色々調べてみましたが、これらはどれを選んでも間違いはなさそうです。

強いていうなら、最新規格に対応したL13が一番長く使えそうなので、金銭的に余裕があれば一番オススメです。

ただ、他の2モデルも現時点ではかなりのハイスペックを誇るほか、価格もL13よりも一万円前後安いです。

特にL12は、L11には無い新機能が追加されているにも関わらず中古市場での販売価格はほぼ変わらないため、コストパフォーマンスはピカイチです。

しかし、L12は角形のデザインと、白の本体に黒い電源コードが、個人的には少し野暮ったい印象です。

L11は最も古いモデルといいながら、L12と基本設計は変わらないので、マニアやヘビーユーザー以外には違いはほぼ分からないでしょう。

価格で選ぶなら…

L11 > L12 ≫ L13 …の順

性能で選ぶなら…

L13 ≫ L12 > L11 …の順

バランス(コスパ)で選ぶなら…

L12 > L11 > L13 …の順

今回購入したのは最も低スペックの「 L11 」

結局、私が購入したのは Speed Wi-Fi HOME 5G L11 です。

最新モデルのL13と迷ったのですが、5G SA(sub6)が普及した頃により良い製品が出てくることに期待し今回は見送りました。

L12のコスパも捨てがたかったのですが、デザインが好みでは無かったため候補から外しました。

本記事作成にあたり「旧型でも問題無く使えるのか?」という点を検証したいという意図もあり、最終的にL11を選んでみました。

ちなみに購入価格は8,500円です。

今回はメルカリでクレカを新規申し込みすると貰える半額クーポンを使ったので、実質4,500円の支払いで済みました。

このルーターがバッチリ使えれば、今ある楽天モバイルのモバイルルーターはメルカリで売ろうと思います。

メルカリでの楽天モバイル純正ルーターの相場は3,000円前後なので、トータルの出費は差し引き1,500円ほどしか掛からない計算になります。

何だか上手く行き過ぎてどんでん返しが恐いですが、到着したホームルーターをさっそく使ってみることにします。

Speed Wi-Fi HOME 5G L11 への乗り換えで、通信速度は約5倍に!

初期設定がイマイチわからず、楽天モバイルの回線に対応していないのかと少し焦りましたが、何とかWi-Fiが繋がるようになりました。

結果は大成功!

以前のルーターでは家中を右往左往して電波状況の良い場所を探しましたが、下り40.3Mbpsが最高記録でした。

以前のルーター

一方、Speed Wi-Fi HOME 5G L11 では下り207.7Mbpsと脅威の200超え!

新しいルーター

ルーターの乗り換えで実に5倍も通信速度が向上したことになります。

正直、ルーターだけでここまで通信速度が変わるとは思いませんでした。

現在契約している光回線(アットティーコムひかり)の通信速度と比較しても、約2倍の下り速度が出ています。

あらためて5G回線の速さを思い知らされる結果となりました。

これにて、今契約している光回線は解約し、楽天モバイルを自宅のメイン回線とすることに晴れて決定です!

まずは自宅が5Gエリアか確認すべし

今回、通信速度が飛躍的に向上した一番の要因は、自宅が5Gエリア内だったということです。

逆にいうと、いくら高性能な5G対応ルーターを購入しても、4Gの電波しか入らなければあまり効果がありません。

実際4G回線同士で比べると、楽天モバイル純正ルーターとSpeed Wi-Fi HOME 5G L11 の通信速度にそこまでの差はありません。

よって、5G対応ルーターに買い替えるときは住んでいる地域の電波状況を事前に確認しておくことが大切となります。

回線種別(4G or 5G)の主な確認方法を以下にまとめます。

方法① 楽天モバイル公式サイトで確認する

自宅エリアの回線種別については楽天モバイル公式サイトで確認することができます。

公式情報なので信頼性が高く、サイトの造り自体もわかりやすいです。

ただし、情報が更新されるのが遅く「公式サイトでは5G非対応だが、実際には使える」という場合もありえることに注意が必要です。

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方法② cell mapper で確認する

cell mapper (セルマッパー)とは、楽天モバイルを含む各キャリアの基地局の位置などがわかる地図情報サービスです。

楽天モバイル非公式ですが、全国のユーザーから提供された内容を基にしているため、公式サイトよりも情報の鮮度が高いのが特徴です。

  • アンテナが4G・5Gどちらなのか
  • 付近のアンテナの位置と数
  • アンテナが発する周波数帯
  • 住んでいる場所の電波強度

…など、割と詳しい情報を確認することができて便利です。

ただし、サイトの造りが若干分かりにくく、専門用語も満載なので一般の人がみてもよく分からない可能性があるのが難点です。

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方法③ 5G対応端末で確認する

楽天モバイルのSIMカードを5G対応スマホなどに挿して、5G回線に繋がるかを確かめるという方法です。

アンテナのマークに「5G」と表示されれば、今居る場所は5G対応エリアということになります。

自宅の電波状況を自分で直接確認出来るので、この方法が一番間違いが無いといえるでしょう。

ただし、楽天モバイルのSIMを初めて使う場合は初期設定をしなければならないので若干手間が掛かります。

またSIMカードが無いと試せないので、契約前だと試せない方法でもあります。

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まとめ

楽天モバイル固定回線化を試したけど、思ったよりも速度が出ない…という人には、ホームルーターの買い替えを検討してみるのが良いかもしれません。

現在5G非対応のルーターを使っているのなら、乗り換えで飛躍的に通信速度が向上する可能性があるからです。

本記事で今回おすすめした5G対応のホームルーターは3機種です。

  • Speed Wi-Fi HOME 5G L13
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L12
  • Speed Wi-Fi HOME 5G L11

これらはWiMAX用のホームルーターとして販売されていますが、楽天モバイル回線にも使うことができます。

フリマアプリなどで販売されている中古品であれば、数千円〜というリーズナブルな値段で購入することが可能です。

性能的にも申し分なく、私が使っていた以前のモバイルルーターと比較して、約5倍もの速度を叩き出します。

久々に良い買い物でした!

あ、くれぐれも対応エリアの確認はお忘れなく。

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