スマートフォンは、今や私たちの生活に欠かせないアイテムとなりました。
しかし、機種や料金プランが多すぎて、どれを選べばいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、スマホ選びのポイントを解説します。OSやキャリアの違い、格安SIMの解説、主なメーカーと代表的なシリーズの紹介など、スマホ選びに役立つ情報をまとめました。
スマートフォンの選び方
OSから選ぶ
スマホのOSは、スマホを動かすための基本的なソフトウェアです。
OSとは、Operating System(オペレーティングシステム)の略で、直訳すると「動作システム」という意味になります。つまり、スマホを通常通りに動作させるためのシステムがOSです。
スマホのOSには、大きく分けて「Android」と「iOS」の2種類があります。
iOS

日本シェア:64.8%
世界シェア:27.2%
iOSは、Appleが開発したOSです。iPhoneやiPadなどのApple製品にのみ搭載されています。
iOSの特徴は、シンプルで使いやすいことです。また、セキュリティ対策が充実しているため、安心して利用することができます。
代表モデル:iPhone 15 Pro Max

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Android

日本シェア:35.1%
世界シェア:72.1%
Androidは、Googleが開発したOSです。オープンソースソフトウェアであるため、さまざまなメーカーのスマホに搭載されています。
Androidの特徴は、カスタマイズの自由度が高いことです。メーカーや端末によって、UI(ユーザーインターフェース)や機能が異なるため、自分好みにカスタマイズすることができます。
代表モデル:Google Pixel 8 Pro

※世界シェア及び日本シェアについてのデータ出典元:https://gs.statcounter.com/
画面サイズから選ぶ
スマホの画面サイズは、スマホの基本的なスペックの一つです。
画面サイズが大きいほど、動画やゲームなどの視聴が快適になります。一方で、本体サイズが大きくなるため、持ち運びに不便になる可能性があります。
スマホの画面サイズの表記方法
スマホの画面サイズは、インチで表記されます。インチは、1インチ=2.54cmです。
例えば、4.7インチの画面サイズは、約11.9cmです。
スマホの画面サイズの種類
スマホの画面サイズは、大きく分けて以下の3種類があります。
小型(4.7インチ以下)
小型のスマホは、持ち運びに便利なため、女性や子供に人気があります。

メリット①持ち運びに便利
小型のスマホは、本体サイズが小さいため、持ち運びに便利です。ポケットやカバンに入れてもかさばらず、持ち運びが楽になります。
メリット②片手で操作しやすい
小型のスマホは、画面サイズが小さいため、片手で操作しやすいです。手の小さい人でも、画面をタップしたり文字を入力したりしやすいです。
メリット③バッテリーの持ちが良い
小型のスマホは、画面サイズが小さいため、バッテリーの持ちが良い傾向があります。画面サイズが大きいスマホは、画面の表示面積が広いため、バッテリーの消耗が早くなります。
中型(4.7~6.4インチ)
中型のスマホは、バランスの良いサイズで、多くの人に人気があります。

メリット①持ち運びに便利
中型スマホは、小型スマホと大型スマホの中間に位置するサイズのため、持ち運びに便利です。ポケットやカバンに入れてもかさばらず、手軽に持ち運ぶことができます。
メリット②片手で操作しやすい
中型スマホは、画面サイズが大きくないため、片手で操作しやすいです。手の小さい人でも、画面をタップしたり文字を入力したりしやすいです。
メリット③バランスが良い
中型スマホは、小型と大型のメリットを兼ね備えているため、バランスが良いです。画面サイズが大きく、動画やゲームなども楽しめます。
大型(6.5インチ以上)
大型のスマホは、動画やゲームなどの視聴に最適です。

メリット①動画やゲームを楽しめる
大型スマホは、画面サイズが大きいため、動画やゲームを楽しめるのがメリットです。画面が大きいので、迫力ある映像や臨場感のあるゲームを楽しむことができます。
メリット②マルチタスクがしやすい
大型のスマホは、画面サイズが大きいため、マルチタスクがしやすいのがメリットです。複数のアプリを同時に表示したり、Webサイトを閲覧しながら動画を視聴したりできます。
メリット③文字入力がしやすい
大型のスマホは、画面サイズが大きいため、文字入力がしやすいのがメリットです。画面が大きく、キーボードを大きく表示できるため、快適に文字入力ができます。
性能から選ぶ
CPU

スマホのCPUは、中央処理装置の略で、スマホの頭脳にあたる部分です。スマホの動作やアプリの実行速度に大きく影響します。自分の用途や予算に合わせて、自分に合ったCPUを選ぶことが大切です。
CPUの性能を決める主な要素は以下の2つです。
①コア数
コア数とは、CPUに搭載されている処理装置の数のことです。コア数が多いほど、同時に複数の処理を実行することができます。
動画やゲームをよく利用する人は、コア数が4つ以上あるCPUを選ぶとよいでしょう。
②クロック周波数
クロック周波数とは、CPUが1秒間に何回処理を実行できるかを表す数値のことです。クロック周波数が高いほど、処理速度が速くなります。
動画やゲームをよく利用する人は、クロック周波数が2.0GHz以上あるCPUを選ぶとよいでしょう。
−コア数とクロック周波数の目安−
コア数 | クロック周波数 | 使用シーン |
---|---|---|
2コア | 1.5GHz | ゲームをあまりしない人 |
4コア | 2.0GHz | 動画やゲームをよく利用する人 |
8コア | 2.5GHz | FPSなどの3Dゲームを楽しみたい人 |
RAM(メモリー)

スマホのRAMとは、アプリを実行するために必要なメモリーです。RAM容量が大きいほど、多くのアプリを同時に起動したり、大容量のアプリを実行したりすることができます。
スマホのRAMは、以下の2つの役割があります。
①アプリの実行
RAMは、アプリを実行するために必要なデータを一時的に保存する場所です。RAM容量が不足していると、アプリの動作が遅くなったり、アプリが落ちたりすることがあります。
②データの読み込み
RAMは、アプリやWebページのデータの読み込みも行います。RAM容量が大きいほど、データの読み込みが高速化されます。
動画やゲームをよく利用する人は、RAM容量が8GB以上のものを選ぶとよいでしょう。
−RAM容量の目安−
RAM容量 | 使用シーン |
---|---|
3GB | 日常的な使用 |
4GB | 複数アプリの同時起動や大容量アプリの実行 |
6GB | 動画やゲームの軽い使用 |
8GB | 動画やゲームの重い使用 |
12GB | 写真や動画の編集 |
16GB | クリエイティブな作業 |
ストレージ

スマホのストレージは、アプリやデータを保存する場所です。ストレージ容量が大きいほど、多くのアプリやデータを保存することができます。
スマホのストレージには、以下の2つの種類があります。
①内部ストレージ
内部ストレージは、スマホ本体に内蔵されているストレージです。容量が大きいほど、多くのアプリやデータを保存することができます。
内部ストレージ容量が64GB以上ある機種は、多くのアプリやデータを保存するのに十分な容量を備えています。
②外部ストレージ
外部ストレージは、スマホに接続するストレージです。代表的なものとしてmicroSDカードがあります。
microSDは2GB〜2TB程度まで様々な容量のものがありますが、スマホの機種によりストレージ容量の上限が決まっていることに注意が必要です。
−スマホのストレージの目安−
ストレージ容量 | 使用シーン |
---|---|
32GB | 日常的な使用 |
64GB | 多くのアプリやデータを保存 |
128GB | 写真や動画の保存 |
256GB | クリエイティブな作業 |
512GB | 大量のアプリやデータを保存 |
1TB | 高解像度の写真や動画の保存 |
リフレッシュレート

リフレッシュレートとは、画面の1秒間に表示される画像枚数のことです。リフレッシュレートは、Hz(ヘルツ)で表されます。例えば、60Hzの画面では1秒間に60枚の画像が表示されます。
リフレッシュレートが高いほど、画面の動きが滑らかになり動画やゲームの視聴体験が向上します。反面、リフレッシュレートが高い画面では、バッテリーの消費量が増える傾向にあります。
スマホの画面のリフレッシュレートは、一般的に60Hzまたは90Hzです。動画やゲームをよく利用する人は、120Hzや144Hzなどリフレッシュレートが高い機種を選ぶとよいでしょう。
−リフレッシュレートの目安−
リフレッシュレート | 使用シーン |
---|---|
60Hz | 日常的な使用 |
90Hz | 動画やゲームの軽い使用 |
120Hz | 動画やゲームの重い使用 |
144Hz | 競技性の高いゲームの使用 |
x
5G対応

5Gは、従来の4G LTEよりも高速で大容量の通信規格です。5G対応のスマホであれば、高速な通信速度で動画やゲームを楽しんだり、大容量のファイルをダウンロードしたりすることができます。
5Gの特徴は、以下のとおりです。
高速な通信速度
5Gの理論上の最大通信速度は、4G LTEの100倍以上です。実際には、基地局の設置状況などによって通信速度は変動しますが、4G LTEよりも大幅に高速な通信速度が期待できます。
大容量のデータ通信
5Gは、4G LTEよりも多くのデータを高速に転送することができます。そのため、高画質な動画やゲームを快適に楽しんだり、大容量のファイルをダウンロードしたりすることができます。
低遅延
5Gは、4G LTEよりも遅延が少ない通信を実現します。そのため、オンラインゲームやリモート会議などで、より快適に利用することができます。
5Gは、高速な通信速度や大容量のデータ通信が必要な用途に適しています。動画やゲームをよく利用する人、大容量のファイルを頻繁にダウンロードする人などは、5G対応のスマホを選ぶとよいでしょう。
ただし、5Gのエリアはまだまだ拡大途上です。5G対応のスマホを購入する際には、対応エリアについて確認しておきましょう。
機能から選ぶ
バッテリー容量
スマホのバッテリー容量は、mAh(ミリアンペアアワー)で表されます。mAhは、1時間に流せる電流のことで、数値が大きいほど多くの電気量を蓄えることができます。
スマホのバッテリー容量は、3000mAh〜4000mAhが一般的です。バッテリー容量が大きいほど、長時間使用することができます。ただし、バッテリー容量が大きいほど、本体サイズが大きくなる傾向にあります。
耐水・防水性能
耐水・防水性能は、スマホを水濡れから守る機能です。IP規格という国際規格で表されており、IP67やIP68などの数字で表されます。
IP67は、水深1メートルで30分間の水没に耐えられる性能です。IP68は、水深1.5メートルで30分間の水没に耐えられる性能です。
耐水・防水性能は、アウトドアや水回りでの使用に便利です。
4K撮影対応
4K撮影対応は、スマホで4K画質の動画撮影ができる機能です。4K画質は、フルHD画質の4倍の解像度を持つ高画質な画質です。
4K撮影対応のスマホは、動画を高画質で撮影したい人におすすめです。
決済機能
決済機能は、スマホで決済ができる機能です。QRコードやNFCなどを利用し、クレジットカードや現金を使わずに支払いができます。
決済機能は、コンビニやスーパー、公共交通機関など、さまざまな場面で利用できます。
認証機能
認証機能は、スマホのロック解除や決済などに利用される機能です。指紋認証や顔認証などの認証方法があります。
認証機能は、スマホのセキュリティを高めるのに役立ちます。
SIMの違い
SIMは、スマホを通信回線に接続するためのカードです。物理SIMとe-SIMの2種類があります。
物理SIMは、本体に挿入するカードです。e-SIMは、本体に内蔵されているSIMです。
物理SIMは、機種変更やSIMカードの交換が容易です。e-SIMは、端末変更やSIMカードの交換が不要です。
赤外線通信
赤外線通信は、赤外線を使ってデータ通信を行う機能です。テレビやエアコンなどの家電を操作するのに利用できます。
赤外線通信は、家電を操作したい人におすすめです。
イヤホンジャック
イヤホンジャックは、有線イヤホンを接続するための端子です。近年、イヤホンジャックを搭載しないスマホが増えています。
イヤホンジャックは、有線イヤホンを利用する人におすすめです。
フルセグ・ワンセグ対応
フルセグとワンセグは、地上デジタル放送の2つの方式です。フルセグは、高画質で放送を受信できます。ワンセグは、低画質で放送を受信できます。
フルセグ対応のスマホは、高画質でテレビを視聴したい人におすすめです。ワンセグ対応のスマホは、バッテリーの消費を抑えてテレビを視聴したい人におすすめです。
ハイレゾ対応
ハイレゾ対応は、高音質で音楽を再生できる機能です。CDよりも高音質で音楽を楽しむことができます。
ハイレゾ対応のスマホは、高音質で音楽を聴きたい人におすすめです。
メーカー&機種から選ぶ
日本国内で売れ筋のスマホメーカー&シリーズは、以下のとおりです。
- Apple「iPhone」
- Google「Pixel」
- サムスン「Galaxy」
- ソニー「Xperia」
- FCNT「arrows」
また、下記のメーカーのものも人気があります。
- Xiaomi「Redmi」
- OPPO「Rino」
- シャープ「AQUOS」
- ASUS「ZenFone」
- 京セラ「TORQUE」
- MOTOROLA「moto」
- 楽天モバイル「Rakuten Hand」
以下に、各メーカー&シリーズの特徴を一挙紹介します。
Apple「iPhone」
アップル・アイフォーン
日本シェア:第1位(45.9%)
世界シェア:第2位(16.0%)
iPhoneは、Appleが販売するスマートフォンのシリーズです。
iOSという独自のOSを搭載しており、高い安定性と使いやすさが特徴です。また、処理性能が非常に高く、高画質なゲームや動画を快適に楽しむことができます。
Google「Pixel」
グーグル・ピクセル
日本シェア:第2位(15.4%)
世界シェア:圏外(第5位未満)
Pixelは、Googleが販売するスマートフォンのシリーズです。
最新のAndroidを搭載し、OSのアップデートが長期間提供されるのが特徴です。カメラ性能も優れており、写真や動画を撮るのが好きな人におすすめです。また、AIを活用した便利な機能も充実しています。
Samsung「Galaxy」
サムスン・ギャラクシー
日本シェア:第3位(8.0%)
世界シェア:第1位(20.2%)
Galaxyは、サムスンが販売するスマートフォンのシリーズです。
豊富なラインナップと最新の機能を搭載しているのが特徴です。価格やスペック、デザインなど、さまざまなニーズに合わせて選ぶことができます。また、独自の機能やサービスも充実しています。
FCNT「arrows」
エフシーエヌティー・アローズ
日本シェア:第4位(7.9%)
世界シェア:圏外(第5位未満)
注)2023年5月にFCNTは東京地裁に民事再生法の適用を申請しています。 これにより、スマートフォンの製造や販売については速やかに事業が止まり、端末の修理やアフターサービス事業も一旦停止すると発表されています。今後保証を受けられない可能性がありますのでご注意ください。
arrowsは、FCNT(旧:富士通)が販売するスマートフォンのシリーズです。
日本メーカーながらコスパの良さが魅力で、初心者や初めてスマートフォンを持つ人向けです。また、おサイフケータイに対応したモデルも多く、日本国内で使いやすいのも特徴です。
SONY「Xperia」
ソニー・エクスペリア
日本シェア:第5位(6.7%)
世界シェア:圏外(第5位未満)
Xperiaは、ソニーが販売するスマートフォンのシリーズです。
Xperiaは、カメラが優れているのが特徴です。暗所での撮影に強いカメラを搭載した機種もあり、夜景や室内の撮影にも適しています。また、高い処理能力でゲームや動画を楽しめるのも魅力です。
Xiaomi「Redmi」
シャオミ・レドミ
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:第3位(12.5%)
Redmiは、Xiaomiが販売するスマートフォンのシリーズです。
低価格ながら、高性能な機能を搭載しているのが特徴です。高性能なスマホを安価で購入したい人におすすめです。また、豊富なラインナップがあり、さまざまなニーズに対応できるのも魅力です。
OPPO「Rino」
オッポ・リノ
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:第4位(9.6%)
Rinoは、OPPOが販売するスマートフォンのシリーズです。
高性能なカメラとデザインを兼ね備えたのが特徴です。美しい写真を撮りたい人や、おしゃれなスマホを持ちたい人におすすめです。また、最新の技術を搭載したモデルも多く、長く使えるのも魅力です。
SHARP「AQUOS」
シャープ・アクオス
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:圏外(第5位未満)
AQUOSは、シャープが販売するスマートフォンのシリーズです。
AQUOSは、高画質なディスプレイが特徴です。有機ELディスプレイを搭載した機種もあり、鮮やかな色彩を楽しむことができます。また、高音質なオーディオを楽しめるのも特徴です。
ASUS「ZenFone」
エイスース・ゼンフォン
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:圏外(第5位未満)
ZenFoneは、ASUSが販売するスマートフォンのシリーズです。
最新の機能を搭載し、ハイスペックなモデルが揃っているのが特徴です。ゲームや動画も快適に楽しめます。また、スタイリッシュなデザインも魅力です。
京セラ「TORQUE」
キョウセラ・トルク
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:圏外(第5位未満)
TORQUEは、京セラが販売するスマートフォンのシリーズです。
防水や防塵に対応した、頑丈でタフな作りが特徴です。アウトドアやスポーツなどでハードに使えるほか、災害時にも安心です。また、おサイフケータイに対応したモデルも多く、日本国内で使いやすいのも特徴です。

MOTOROLA「moto」
モトローラ・モト
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:圏外(第5位未満)
motoは、MOTOROLAが販売するスマートフォンのシリーズです。
Androidの純正UI(ユーザーインターフェース)を採用しており、シンプルでわかりやすい操作性が特徴です。また、価格が安いため、初めてスマホを購入する人や、サブスマホとして利用するのにおすすめです。
楽天モバイル「Rakuten Hand」
ラクテンモバイル・ラクテンハンド
日本シェア:圏外(第5位未満)
世界シェア:圏外(第5位未満)
Rakuten Handは、楽天モバイルが販売するスマートフォンのシリーズです。
楽天モバイル専用のスマホであり、楽天モバイルの5Gネットワークで高速通信が可能です。また、価格が安いため、楽天モバイルユーザーには特におすすめです。
など…
※世界シェアおよび日本シェアについては、IDCのデータを引用
キャリアから選ぶ
スマホのキャリアとは、音声通話やデータ通信などのサービスを提供する通信会社、事業者のことを指します。
日本におけるスマホのキャリアは、大きく分けて以下の2種類があります。日本の主要キャリアであるdocomo、au、SoftBankなどの「MNO」と、自社の回線を所有せず大手キャリアの回線を活用する事業者である「MVNO」です。
- 使いたいスマホの取扱いがあるか?
- 料金プランは自分に合っているか?
- 通信対応エリアは自分の行動範囲をカバーしているか?
これらのポイントを参考に、まずはキャリアを選びましょう!
MNO
(Mobile Network Operator)
MNOは、自社で通信設備を保有・運営しているキャリアです。ドコモ、au、ソフトバンクの3社のほか、近年登場した楽天モバイルもこのMNOに含まれます。
MNOは、全国に広範囲にわたる通信網を構築しており、安定した通信サービスを提供しています。

メリット①通信速度が速い
MNOは、自社で通信設備を保有・運営しているため、通信速度が速い傾向があります。特に、混雑する時間帯やエリアでも安定した通信サービスを提供しています。
メリット②サービスが充実している
MNOは、豊富なサービスラインナップを揃えています。家族割やポイントサービスなど、自分に合ったサービスを利用することができます。
メリット③端末の選択肢が多い
MNOは、最新の端末をいち早く発売しています。また、端末とセットで購入することで、割引を受けることができます。
MVNO
(Mobile Virtual Network Operator)
MVNOは、MNOから通信設備を借り受けてサービスを提供しているキャリアです。「格安SIM」と呼ばれるサービスが、MVNOの代表的なものです。
MVNOは、MNOに比べて料金が安いことが特徴です。

メリット①料金が安い
MVNOは、MNOから通信設備を借り受けてサービスを提供しているため、料金が安いことが特徴です。月額料金やデータ通信料金を大幅に抑えることができます。
メリット②契約期間が短い
MVNOは、契約期間が短いプランを用意していることが多いです。2年縛りなどがなく、気軽に乗り換えることができます。
メリット③自由度が高い
MVNOは、プランやオプションを自由に組み合わせることができます。自分に合ったプランを選ぶことで、料金をさらに抑えることができます。
[MVNOの詳細を見る]





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