桓騎(かんき)とは?
桓騎(かんき)は、人気漫画『キングダム』に登場するキャラクターです。
物語の主人公である信と同様、秦という国に所属する武将の一人です。
性格は残忍とされており、戦における数々の所業はまさに鬼畜そのもの!
その一方で、男女問わず惹き付けられる独特の色気も持っています。
さらに、蒙驁に仕えていた時代からすでに周囲から「六将級」と評されるほど、戦の才能に関しては天才的なものを秘めています。
今回は、そんなミステリアスな男―桓騎の登場回をまとめてみました。
あのシーンは何巻の何話だったっけ?
そんな疑問にお答えすべく、初登場から活躍シーンまで、何巻何話だったのか一挙紹介していきます。
桓騎ファンの方、桓騎がどんなキャラか気になる方は要チェック!
桓騎の初登場は何話?
『キングダム』に桓騎が初登場するのは、第19巻・第198話「王騎と廉頗」の回です。
趙の三大天・廉頗(れんぱ)は、秦の六将・王騎(おうき)とのかつての会話について回想します。
「退屈したら蒙驁(もうごう)軍と戦え」
王騎は廉頗をそそのかすように告げていました。
なぜなら王騎曰く、蒙驁が抱えている二人の副将は、世がまだ気付いていない”化物”だというのです。
二人の副将とは、桓騎と王翦(おうせん)です。
実際に桓騎を目の当たりにした廉頗四天王の輪虎(りんこ)は、スキだらけの布陣ながら全てが罠であり行けば必ず全滅すると、かなり警戒している様子でした。
「首斬り桓騎」の異名について語られているのは何話?
第19巻・第203話「抱擁」では、桓騎の過去が少しだけ明らかになります。
これまでに数々の功績を上げながらも、世に名前が広がっていないのは、彼の出自に原因があるようです。
なんと、桓騎は元々は秦南方の山々を縄張りとする大野盗団の首領だったのです!
野盗とは、山賊や追いはぎなどのこと。
性格は残忍とされ、野盗時代の気性の荒さが抜けず、未だに投降兵もろとも殺しまくるような男です。
そんな彼の異名は「首斬り桓騎」です。
これは、野盗時代に攻め落とした城邑の一つにおいて、桓騎自ら住人全員の首をはねたとされているためです。
そんな男が、なぜ蒙驁(もうごう)軍の副将となっているのか?
それは彼が戦いの天才に他ならないからです。
誰から教えられた訳でもない桓騎独自の兵法は、未だ敗北を知りません。
蒙驁にとって桓騎を配下に加えることは不名誉なことではありますが、それを差し引いても余り有るほどの力を持っていることが描かれています。
桓騎の初戦は何話?
桓騎の初戦は、第20巻の第212話「曲者」に描かれています。
この回では、初めて桓騎の活躍を見ることができます。
相手は魏の将軍で、廉頗四天王の介子坊(かいしぼう)です。
桓騎は豪将と名高い介子坊と正面からの戦いを避け、山々に兵を分散潜伏させてゲリラ戦を展開します。
昼夜問わず、相手の虚を突いて急襲し、すぐに退却するという桓騎の戦法に介子坊の兵は苦戦を強いられます。
それ以上に介子坊を悩ませていたのは、度々桓騎軍から送り付けられてくる”贈り物”でした。
中身は度を超える弄びをされた味方の死体や、袋詰めにされた大量の目玉や耳でした…。
この奇策により、介子坊の兵の士気は大きく削がれるかたちとなります。
正攻法を得意とする介子坊では分が悪いと悟った魏軍は、廉頗四天王の中でも随一の策士である玄峰に陣頭指揮を委ねます。
そしてとうとう、玄峰の知略により桓騎の本陣が突き止められてしまいます。
もはや桓騎もここまでか…そう思われた矢先、玄峰の本陣には魏軍に扮した桓騎とその一味がすでに潜入を完了していたのでした!
これにより、桓騎vs玄峰の策士対決は桓騎に軍配が挙がることとなります。
信と王賁二人がかりでも歯が立たなかった玄峰相手に、いとも容易く勝利を収めるという桓騎の底知れぬ強さが伺える回でした。
函谷関の戦いで桓騎が活躍したのは何話?
井蘭車に火矢を放ったのは何話?
お次は函谷関の戦いです。この戦いにおいて桓騎が最初に活躍するのは、第26巻・第277話「桓騎、向かい合う」の回です。
秦国有数の軍事の要所である函谷関は、建設されてから百年もの間一度たりとも敵の侵入を許した事が無い、難攻不落の砦(関所)です。
そんな函谷関ですが、魏軍の誇る巨大な井蘭車(せいらんしゃ)により橋が掛けられてしまいます。
慌てふためく自軍を尻目に、桓騎はどこまでも冷静でした。
2つ目の井蘭車も函谷関に掛かり秦軍が窮地に陥ったと思われた状況で、桓騎はようやく重い腰を上げます。
「仕方ねェな 遊んでやるか―」
まるでこの状況を想定していたかのように、桓騎軍は油の入った樽を井蘭車目掛けてバンバン投げつけます。
そして最後の仕上げと言わんばかりに、桓騎は函谷関の上から井蘭車目掛けて火矢を放ちます。
これにより井蘭車を炎上させることに成功します。
桓騎軍が地上に降り立ったのは何話?
函谷関の戦いで桓騎が地上に降り立ったのは第28巻・第300話「陥落の危機」です。
井蘭車を燃やすことに成功したものの、依然として秦軍は危機的状況にありました。
敵の総大将である李牧の目にも、函谷関の陥落は目前というところまで来ていました。
この状況を打開すべく、桓騎は大胆な奇策に打って出ます。
それは、井蘭車の炎上に乗じて桓騎自ら函谷関の外側に降り立ち、敵将を討つというもの。
地上には魏・韓の敵兵がひしめく中、この無謀ともいえる作戦は起死回生の一手となるか!?
桓騎が総大将となった黒羊丘の戦いは何話?
先の戦いでの功績が認められ、ついに大将軍の位にまで昇り詰めた桓騎。
そんな桓騎が総大将を務める黒羊丘の戦いは、第41巻・第442話〜第45巻・第483話までとなります。
黒羊丘は趙攻略に向けての足掛かりともいえる重要拠点です。
桓騎は秦軍5万を率いる総大将を命じられることとなります。
飛信隊が桓騎軍に合流したのは何話?
飛信隊が桓騎陣営に合流したのは第41巻・第442話「似た者同士」です。
総勢5万の桓騎軍のなかに飛信隊も編入されることになります。
主人公である信はこの戦いで初めて桓騎と共に戦うことになったわけです。
戦の直前、桓騎軍の野営地に招かれた信。
飛信隊とはだいぶ異なる場の雰囲気を感じつつ、桓騎の元へと向かいます。
桓騎と相まみえた信は強烈な拒絶感を感じ、本能的に斬り掛かろうとしてしまいます。
「フッ どうした?俺は味方だぞ」
この事態にも余裕綽々といった様子の桓騎。
それどころか、桓騎と信は似た者同士だと評しており、飛信隊の実力も高く買っているようでした。
その上で、勝つためには桓騎軍のやり方に従ってもらうと釘を指します。
桓騎軍の前線に登場したのは何話?
桓騎が自軍の前線に現れたのは第41巻・第447話「総大将動く」です。
黒羊の戦いは5つの丘を奪い合う、いわば陣取り合戦です。
ですが、相手の策略により飛信隊の任されていた丘が敵に奪われてしまうという幸先の悪い始まりとなってしまいます。
この状況を後陣から見ていた桓騎は、流れを変えるべく自軍の最前線に降り立ちます。
そして、桓騎軍最強の武力を誇るゼノウ一家に「お前の力で盤上を叩き壊してこい」と命じます。
このゼノウ一家というのは常に殺気立っており、気に入らないものは敵味方構わずバンバン殺していくという恐ろしい戦闘集団です。
その凶暴性と扱いの難しさを理解しているからこそ、桓騎は直接ゼノウ一家に指令を出したのです。
桓騎軍が「火兎」を使ったのは何話?
桓騎軍が独特過ぎる戦闘退避術を披露したのは第42巻・第450話「野党の意地」です。
敵軍の完全包囲により、窮地に陥ったゼノウ一家と雷土一家。
示し合わせたゼノウと雷土は、持っていた小笛を辺り一帯に鳴り響かせます。
笛の音を聞いた桓騎軍の兵たちは突如として戦いを放棄し、蜘蛛の子を散らすように我先に森の中に逃げ込みます。
この桓騎軍の素人丸出しともいえる逃げに対して、敵将は「不様(ぶざま)」「無秩序」「山猿」と嘲ら笑います。
ですが、この様子を見ていた桓騎たちは素敵な笑みを浮かべます。
ゼノウたちのこの行動は「火兎」といい、野党時代に培われた最も生還率の高い退避術だったのです。
その日の夜―ゼノウ&雷土の軍は再度集結し、趙軍に奪取された丘に火を着け復讐を果たします。
桓騎vs慶舎、両軍の総大将の肚の探り合いは何話?
桓騎軍にとって正念場とされた黒羊戦3日目の始まりは、第43巻・第461話「黒羊の大一番」です。
5つの丘の中で一番大きな中央丘で相対する両軍―。
桓騎軍がやや優勢で、多くの攻め手が選べる状況にありました。
この采配をとるのは総大将の桓騎です。
桓騎は頭脳戦に長けていますが、河了貂いわく「正規の軍略を教わったわけではなく、策を我流で生み出す天才」です。
桓騎は次の一手でどう動く?
両軍の主要な目が桓騎の一挙手一投足に注目します。
そんななか、桓騎がとった行動は誰にも予想のつかないものでした!
桓騎が敵の総大将・慶舎をおびき出したのは何話?
趙軍の総大将である慶舎が、桓騎の罠に嵌ったのは、第43巻・第461話「李牧級の男」です。
黒羊戦4日目、敵の総大将である慶舎は沈黙を貫く桓騎に業を煮やし、桓騎軍の陣形を崩すべく主力部隊を率いて飛信隊へと襲い掛かります。
桓騎はこの状況を待っていたとばかりに、即座にゼノウを慶舎の軍勢目掛けて投入します。
これまで桓騎が一切動かなかったのは決して悪フザケなどではなく、この機を待っていたためでした。
総大将・慶舎は、謀略を張り巡らせた網の中で相手の失敗を待つタイプであるため、彼を討つためには網の外に出す必要があったのです。
桓騎の作戦は戦況にピタリとはまり、慶舎はまさに「網の外」です。
敵兵を薙ぎ払い慶舎に迫るゼノウ!戦いの行方は―⁉
桓騎軍の行う略奪や凌辱といった非道な行為に信は強烈な拒絶感を覚えますが、戦果だけをみれば他の誰もが予想できないほどの完全勝利に終わります。
飛信隊の軍師である河了貂は、「こんな勝ち方…昌平君でも李牧でも決して真似できやしない!」と桓騎を評しています。
桓騎の戦い方は野生の勘なのか?それとも理詰めなのか?はたまた博打なのか?
その強さの底はまだまだ窺い知ることはできません。
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