意識高い系の「目線を上げる」は、実行するのが難しい。
意識高い系の「目線を上げる」とは?
● 目標は、高いところに設定する
● 毎日を、ポジティブに生きる
● 自分よりも、上の立場の人と付き合う
…という意味で使われる、あるキーワードがあります。
これが、意識高い人向けの「目線を上げる」です。
自己啓発本などで、目にしたことのある人もきっといるはず。
しかしコレ、早い段階で挫折してしまう可能性が高いとおもわれます。
ナゼ挫折してしまうのか?
それは、「具体的にどう行動すればいいのか?」という点がモヤっとしているからです。
答えは人それぞれ違うので、最適と思われるアプローチは自分で模索するしかありません。
「付き合う人間を変える」って、どうすれば出来るんだろう…?
加えて、実行するのにも中々ハードルが高いです。
仕事人間に生まれ変わったり、付き合う人種を選んだりすれば、たしかに人生は好転するかもしれません。
ただ、問題は「それが出来るか」です。
「性格をポジティブに」って、そんな簡単に変えれるなら苦労しないわよ…。
「自分の普段の生活に落とし込めるか?」という視点でイメージしてみると、その難しさが分かるはず。
意識高い系の「目線を上げる」は、実際の行動に移すまでのハードルが高い…という致命的な欠点があります。
意識高い系の「目線を上げる」は、実行するのが難しい。
だれでも出来る「目線を上げる」方法とは?
それは、「顔を上げる」ことです。
やり方も超カンタンで、誰でも一瞬で出来ます。
顔を上げれば、目線も上がります。これにより、身体的・精神的にプラスの効果が得られると言われています。
○ 運動能力が向上する
○ 脳の回転が速くなる
詳しくは、記事の後半で説明します。
顔を上げると、カラダが変わる
顔を上げることで、身体にはいくつかの変化が起こります。
おそらく誰にでも体感できると思うので、興味があれば是非やってみてください。
やり方
「耳の穴と鼻の穴を結んだライン」が水平になるように、顔の位置を上げるだけです。
このときのポイントは、顎を引かないことです。
実際にやってみると、「顎が上がり過ぎじゃないかな?」と感じてしまいますが、それで正解です。
どんな変化が起きる?
この位置まで顔を持ち上げると、自然と目線が上がります。
きっと視界が開けたような感覚になるはずです。
つぎに、”うつむいた状態”と”顔を上げた状態”とを交互に繰り返して、身体に変化があるかチェックしてみてください。
おそらく顔を上げた状態のほうが、首から肩周りにかけての筋肉がリラックスしているはずです。
逆に、うつむいた状態では首の後ろや肩の筋肉が緊張しているのが感じられるはずです。
さらに、それぞれの状態で視線を前後左右に動かしてみてください。
うつむいた状態と比べると、顔を上げた状態のほうが眼球運動をスムーズに行えるはずです。
一流アスリートの不思議な共通点
この「耳の穴と鼻の穴を結んだライン」のことを、医学用語では「カンペル平面」と呼びます。
歯科における診療上、研究上の基準平面のひとつ。鼻下点から耳珠点を結んだ線により構成される平面であり、咬合平面とほぼ平行になるとされる。
Wikipediaより引用
スポーツや武道などの分野では、「カンペル平面を水平に保つことで、パフォーマンスが向上する」ことが経験論的に語られることがあります。
● スプリンターが最高速に到達するとき
● ダンサーがターンを決めるとき
● 弓道で矢を射るとき
これらの瞬間(いわゆる勝負どころ)において、一流選手であるほどカンペル平面は水平に保たれる傾向にあるようです。
ベストな姿勢は「身体がラク」なこと
補足しておくと、カンペル平面はあくまでひとつの目安です。
最適な顔(目線)の高さは、人によっておそらく微妙に異なるはずです。
✓ 眼球を動かしやすい
✓ 首・肩・胸がリラックスする
この2つの条件を満たせば、それがあなたにとって最適な顔の位置ということになります。
なので、カンペル平面に固執することなく自分に合った顔の位置というのを見つけてください。
うつむくような姿勢を日常生活で減らしていくだけでもOKです。
● 目線が高まり、視野が広がる
● 首周りの筋肉がリラックスする
● 目線を動かしやすくなる
あなたは体感できましたか?
後編はコチラから↓
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