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運転中のスマホ操作はどこまでOK?「ながら運転」に対する各種罰則と対策についてまとめてみた

スマートフォンの進化と普及により、日常生活のあらゆる場面でその便利さを享受しています。

しかし、運転中のスマートフォン操作は大きなリスクを伴い、その危険性から日本の道路交通法では厳しく規制されています。

目次

運転中のスマホ操作は法律的にNG!

道路交通法では、「運転者は、運転中は常に前方を注意深く見るようにする」(道路交通法 第26条)とされています。

これに違反して運転中にスマートフォンを操作し、事故を引き起こすと、罰金や懲役、運転免許の停止・取消などの罰則が科せられる可能性があります。

2019年からは特にスマートフォンなどの携帯電話の運転中の使用に対して法律が厳しくなり、一部を見る・触るだけでも違反となる「ながら運転」の規制が強化されました。

このような行為が事故につながると、罰金や懲役に加え、業務上過失致死罪に問われることもあります。

運転中のスマホ操作に関連する罰則と反則金まとめ

違反行為反則金備考
一時停止違反7,000円信号無視や一時停止線を無視してのスマートフォン操作
車線逸脱6,000円スマートフォン操作による車線逸脱
ながら運転(スマートフォン操作)25,000円二輪車は18,000円
信号無視7,000円信号無視してのスマートフォン操作
速度超過7,000〜35,000円超過速度による違反金額の変動
駐車違反10,000〜15,000円スマートフォン操作を理由に不適切な場所で停車

「ながら運転」についてのQ&A

Q1:スマートフォンを使って音楽を選ぶのは「ながら運転」に該当しますか?

A1:はい、該当します。

運転中にスマートフォンを操作する行為全般が「ながら運転」に該当します。

運転中に音楽を選ぶ行為も、運転に必要な集中力を削ぎ、事故の原因となります。

音楽を選ぶ際は、停車してから行うか、あらかじめプレイリストを作成する等の対策をおすすめします。

Q2:ナビゲーションアプリを使うのは「ながら運転」に該当しますか?

A2:運転中にスマートフォンでナビゲーションアプリを操作する行為は「ながら運転」に該当します。

ただし、目的地の設定等は停車時に行い、運転中は音声案内を頼りにするか、スマートフォンホルダーに固定して短時間で確認できるようにすることで、法令遵守と安全運転を確保できます。

Q3:通話中にスピーカーモードにするのは「ながら運転」に該当しますか?

A3:スマートフォンを手に持って通話する行為は「ながら運転」に該当します。

スピーカーモードにするだけでなく、スマートフォンをホルダーにセットし、ハンズフリーで通話することが必要です。

ただし、通話そのものも運転に集中する力を削ぐ可能性があるため、可能な限り通話は避けるか、必要な場合でも安全を確認した上で行うようにしましょう。

運転中のスマートフォン操作の対策

法律を遵守し、安全運転を保つためには、運転中のスマートフォン操作を避けることが最優先です。

しかし、ナビゲーションや緊急時の連絡など、運転中にスマートフォンを必要とする場面もあります。

そのような場合には、以下の対策を検討すると良いでしょう。

1. ハンズフリー装置の使用

Bluetoothイヤホンやカーオーディオとスマートフォンをペアリングし、ハンズフリーで通話や音楽再生をすることで、運転中のスマートフォン操作を最小限に抑えることができます。

2. スマートフォンホルダーの活用

スマートフォンホルダーを使うことで、スマートフォンを運転席の視線内に固定することができます。

これにより、ナビゲーションを使用する際にも視線を大きく移動することなく画面を確認することができます。

ただし、運転中の画面操作は避け、目的地の入力などは車を停めた状態で行うようにしましょう。

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3. 音声認識機能の利用

スマートフォンには音声認識機能があり、これを利用することでハンズフリーで様々な操作が可能になります。

例えば、電話の発信やメッセージの読み上げ、ナビゲーションの設定などを音声で行うことができます。

4. ドライブモードの設定

一部のスマートフォンでは、運転中は通知を制限するドライブモードを設定することが可能です。

これにより、運転中にスマートフォンを操作したくなる誘惑を減らすことができます。

今回のまとめ

運転中のスマートフォン操作は、道路交通法により厳しく規制されています。

事故を防ぎ、法律を遵守するためには、ハンズフリー装置の使用、スマートフォンホルダーの活用、音声認識機能の利用、ドライブモードの設定などの対策を行うことが重要です。

安全運転を心掛け、スマートフォンを適切に使用しましょう。

スマートフォンは我々の生活に便利さをもたらしてくれますが、その利便性が安全を脅かす原因とならないよう、適切な使用法と法規を理解し、守ることが求められています。

安全なドライブライフをお楽しみください。

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