エアクリーナーは、エンジンに取り入れる空気中に含まれる異物やゴミを取り除く役割があります。
- エアエレメント
- エアフィルター
などと呼ばれることもあります。
●エンジン性能が低下する
●燃費が悪化する
走行距離 25,000〜50,000kmごと
※ホンダ純正指定のエアクリーナーフィルターの場合
エアクリーナー交換を自分でするメリットは?
エアクリーナーのフィルターは車検のタイミングで交換されることが多い消耗品なので、自分で交換したことがないという人も多いのではないでしょうか?
難しいというイメージがあるかもしれませんが、今回紹介する方法だと5分あれば誰でも交換することが可能。
実は、多くの車種においてエアコンのフィルター交換と同じくらい、作業難易度は低いです。
もちろんプロに任せてもいいのですが、自分で交換すればコストを半分以下に抑えることができます。
標準的なフィルターへの交換 | |
業者に依頼した場合 | 4,000円前後 |
自分で交換する場合 | 2,000円前後 |
業者にお願いする場合、フィルター本体の金額の他に作業工賃というものが発生するからです。
DIYで交換する場合だと工賃はもちろん発生しませんから、掛かる金額はフィルター代だけになります。
デメリットはないの?
基本的にはありません。
ただ車種によっては作業がしにくかったり、難しかったりしますので、まずはインターネットで下調べをしてみてください。
もし、今乗ってる車の交換方法が難しいようであればお店に依頼した方が良いでしょう。
そのほかに、
●エアクリーナーが汚れている
●エンジンが不調である
このような車両では、エンジン警告灯が点く可能性があります。
ほとんどのケースでは、エアフロセンサーのコネクタの抜き差しやそのままにしていると自然と消えるようですが、中には業者依頼しなければならないような場合があるかもしれません。
エアクリーナーはどこにある?
ほとんどの車種で、エアクリーナーはエンジンルーム内にあります。
形状は車種により異なりますので、自分が乗っている車のエアクリーナーの場所はインターネットで情報収集しておきましょう。
エアクリーナーの交換方法
今回紹介するエアクリーナーの交換方法はとっても簡単です。工具も必要ありません。
①エアフロセンサーのコネクタを外す
②サクションパイプにつながるジャバラを外す
③エアクリーナーボックスを固定しているツメを外す
④ボックスのフタを開けて、フィルターを交換する
あとは、フィルターを交換して、ボックスを元に戻すだけで作業は終わりです。
ホンダ車に限らず多くの車種で、作業の内容は共通となります。
本記事ではフリードスパイクを使って、エアクリーナーの交換方法を解説していきます。
①エアフロセンサーのコネクタを外す
②サクションパイプにつながるジャバラを外す
③エアクリーナーボックスを固定しているツメを外す
④ボックスのフタを開けて、フィルターを交換する
最後にエアクリーナーボックスを元に戻して作業は終了です。
交換前との比較
今回作業した車両では、エアクリーナーボックスを開けた時に見える面(表面)はそこまで汚れていませんでした。
ただ、裏面に関しては砂ぼこりなどのゴミがフィルター全面に付着しており薄黒く汚れています。
※汚れ具合については使用状況にもよりますが、車種による差が結構あったりします。
交換後に変化が無いのが「正常」です
私の場合は全く体感できませんでしたし、ほとんどの人は違いはわからないと思います。
燃費が向上したり、エンジンが力強く感じられることは基本的にはないです。
体感できるとすれば、よほどエアクリーナーが汚れている車両でしょう。
エアクリーナーのフィルター交換はあくまで、「不調になる前の予防整備」と捉えておきましょう。
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