![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2020/02/PSX_20211230_011016-400x225.jpg)
それでは検証スタートです!
ヘッドレスト
一番簡単なのがヘッドレスト部分の作業。カバーを上から被せて、下側で留めるだけです。
ヘッドレストとカバーの組み合わせを間違えると、やり直しに余計な手間と時間がかかります。
カバーを装着する前に「このヘッドレストに合うカバーはどれなのか?」をよく確認しておくことがポイントです。
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_230428.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_230611-e1620656816208.jpg)
ヘッドレストにかかった時間
前席(2ケ) | 15分41秒 |
後席(3ケ) | 12分31秒 |
合計 | 28分17秒 |
フロントシート
まずは背もたれ部分へカバーを取り付けます。この作業も難易度は低いです。
力づくでカバーを被せるのではなく、全体を見ながら少しずつ被せるようにします。
カバーを取り付ける前に付属のビニールシートを背もたれに掛けておくと、生地同士の摩擦が減るためカバーの装着が楽になります。
被せ終えたらビニールを引き抜いて全体のカタチを整えれば、背もたれ部分の作業は完了です。
サイドエアバッグ対応のシートカバーは、エアバックが内蔵されている部分の縫製強度が弱く(破けやすく)なっています。
取付時にカバーを破かないように注意が必要です。具体的には「サイドガラス側の肩口周辺」です。
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_230452.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_233447.jpg)
次は座面への取り付けです。背もたれに比べ作業の難易度が少し上がります。
とはいっても、完成度100%を目指さなければ誰でも取り付けできます。
座面へはベルト&バックルで固定します。ズレ防止のため、ベルトはきっちり締めましょう。
シートカバーの端を樹脂製パネル(背もたれ角度を調整するレバーが取り付けられているところ)の中に押し込むとキレイに仕上がります。
運転席に少し時間をかけ過ぎたので、助手席はもう少し手早く終わらようとした結果…、
タイム計測し忘れ&写真撮り忘れという、痛恨のミスをしてしまいました!
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_230526.jpg)
フロントシートにかかった時間
運転席 背もたれ | 12分27秒 |
助手席 背もたれ | 15分13秒 |
運転席 座面 | 34分38秒 |
助手席 座面 | 不明(計測忘れ) |
合計 | 87分18秒 |
※助手席座面の取付時間を25分と仮定した場合
リアシート
いよいよ最終工程、リアシートに取り掛かります。ここまではあまり問題なく進めてきましたが、リアは見るからに難しそう…。
まずは座面を取り外します。
30プリウスの場合、座面を外すのに工具は要りません。クリップで留まっているだけなので、座面を上に持ち上げるようにバコッと外すだけです。
このときにクリップをダメにしやすいようで、私も1個壊してしまいました。
30プリウスのクリップの品番は「72693-12080」です。
もし、クリップを壊してしまったらこの復活の呪文を使ってください
カムリ用 シート クッション フツクのみ 72693-12080 DAA-AVV50 トヨタ純正部品座面さえ外れればカバーを被せるのは結構簡単です。
カバーの端を座面裏側に巻き込むように隠しながら、車体に戻すとキレイに仕上がるようです。私には難しくて出来ませんでしたが。
それでも見た目的に汚いということはないので、この部分はあまりこだわらないほうが良いのかもしれません。
カバーを着けた座面は車に戻さず、ひとまずそのままにしておきます。
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_234443.jpg)
いよいよ一番難しいであろう背もたれパートに移ります。
リアシートの背もたれに被せる前に、まずはシートベルト関係のパーツを外すことから始まります。
座面下に隠れているボルトを外すだけでOKなのですが、ボルトが奥まった位置にあるため下の画像のようなラチェットでは短すぎて回せません。
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2020/01/61r2kqqyPeL._SX522_.jpg)
結局、近所のホームセンターでエクステンションバー付きのラチェットレンチを購入して、やっとボルトを外すことが出来ました。
シートベルトを外したら背もたれへカバーを取り付けます。さすがにリアシート背もたれへの装着には骨が折れました。
ただ「全く無理」というレベルではなく、「前席の作業よりも手間がかかる」というくらいのものでした。
座面をクルマに戻して、やっと作業完了です!
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_230649-e1620658078879.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210510_230715-e1620658162872.jpg)
リアシートにかかった時間
座面 | 11分33秒 |
背もたれ&ホムセンへの買い出し | 110分06秒 |
アームレスト&座面戻し&その他 | 24分52秒 |
合計 | 146分31秒 |
買い出しに行く時にストップウォッチを止め忘れていたので「背もたれパートの正確な作業時間」が分かりませんでした。
リアシートのサイドトリムへの取付作業は激ムズでした。このパートも少しだけ作業したのですが、あまりにも難しかったので比較的早い段階で諦めました。
よっぽど器用な人以外はハナから諦めてもいいと思います。
検証結果まとめ
ヘッドレスト | 28分17秒 |
前席 | 87分17秒 |
後席 | 146分31秒 |
合計 | 262分05秒 |
車種専用シートカバーの取付はDIYで出来るか?
ある程度の見た目・仕上がりでいいのであれば素人でも全然できます。
製品選びさえ間違えなければ、作業が多少雑でも見栄えは決して悪くはならないはずです。
シートカバーが気になっているそこのアナタもこれを機会にチャレンジしてみませんか?
4時間22分05秒あれば、あなたにもきっと出来ます!
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2020/02/PSX_20211230_011016-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2018/08/1683387901116-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/05/PSX_20210701_123351-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/09/PSX_20210909_000516-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/12/1683414236662-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2022/01/1683545437110-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2022/01/PSX_20220117_212630-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/09/PSX_20211018_232055-400x225.jpg)
![](https://frost-village.com/wp-content/uploads/2021/09/PSX_20210907_175837-1-400x225.jpg)
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 【作業編】車種専用設計シートカバーを素人が取り付け。むずかしい?どれくらいの時間がかかった?前回の記事はこちらからいざ、取付作業に挑戦‼作業の心構え ~挫折しないため […]